1985年から2004年にかけて計19シーズンをプレーしたマローンは、筋骨隆々の肉体を誇り、常に安定してゴールを積み重ねることから“メールマン”(郵便配達人)の愛称で親しまれた。
レイカーズでプレーした現役最終年こそ40試合を欠場し、当時ルーキーだったレブロンとの直接対決は実現しなかったが、それまでの18シーズン中10シーズンで82試合にフル出場。それ以外の年も3試合以上欠場したことはなく、ケガに滅法強い選手として一線級で活躍し続けた。
レブロンとマローンの高位安定さを物語る数字としては、1シーズン2000得点以上を残した回数が挙げられる。これは82試合にフル出場したとしても平均24.4点以上を残さなければならないが、レブロンは10回、マローンは12回も達成。10回以上を誇るのはこの2人とマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/11回)の3人のみだ。
長期間にわたってトップパフォーマンスを維持してきた“鉄人”マローンを抜いたレブロン。ここまでくれば、来季には是非ともジャバーの記録を抜き、NBA新記録を打ち立ててほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
レイカーズでプレーした現役最終年こそ40試合を欠場し、当時ルーキーだったレブロンとの直接対決は実現しなかったが、それまでの18シーズン中10シーズンで82試合にフル出場。それ以外の年も3試合以上欠場したことはなく、ケガに滅法強い選手として一線級で活躍し続けた。
レブロンとマローンの高位安定さを物語る数字としては、1シーズン2000得点以上を残した回数が挙げられる。これは82試合にフル出場したとしても平均24.4点以上を残さなければならないが、レブロンは10回、マローンは12回も達成。10回以上を誇るのはこの2人とマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/11回)の3人のみだ。
長期間にわたってトップパフォーマンスを維持してきた“鉄人”マローンを抜いたレブロン。ここまでくれば、来季には是非ともジャバーの記録を抜き、NBA新記録を打ち立ててほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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