「あれは彼とレイカーズに、新たなチャンピオンシップをもたらしたNBAファイナルだった。あの時我々は5点差をつけられていたが、それが大きな違いを生んだんだ。ハイレベルなスキルと、アンセルフィッシュによるプレー。彼はショットを打つこともできただろう。ディフェンダーにチャレンジすることもできたはず。けれど彼は適切なプレーを選択し、それが彼の選手としての評価をさらに高めたんだ」
2000年代中盤のコビーは、2006年に歴代2位となる1試合81得点を叩き出すなど類い稀なスコアリング力を発揮した一方で、周囲をあまり頼らず、その結果チームも伸び悩んだ。しかし2007-08シーズン頃から味方を巻き込んだプレーが増え、レイカーズは2008年にファイナル進出、2009、10年に連覇を達成。コビーがチームプレーヤーとして一皮剝けたことが王朝建国につながったわけだが、そういった意味でレディック選定の“コビー史上最高のプレー”は、素晴らしい着眼点と言えるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】「Mr.レイカーズ」&「Mr.NBA」史上最高のスーパースター、コビー・ブライアント特集!
2000年代中盤のコビーは、2006年に歴代2位となる1試合81得点を叩き出すなど類い稀なスコアリング力を発揮した一方で、周囲をあまり頼らず、その結果チームも伸び悩んだ。しかし2007-08シーズン頃から味方を巻き込んだプレーが増え、レイカーズは2008年にファイナル進出、2009、10年に連覇を達成。コビーがチームプレーヤーとして一皮剝けたことが王朝建国につながったわけだが、そういった意味でレディック選定の“コビー史上最高のプレー”は、素晴らしい着眼点と言えるかもしれない。
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