■2000-01ポートランド・トレイルブレイザーズ
2000年プレーオフ、この年優勝することになるレイカーズをカンファレンス決勝であと一歩のところまで追いつめたブレイザーズ。シーズン終了後フロントは“打倒レイカーズ”を掲げ、ライバルの主砲であるシャキール・オニール(シャック)対策として若手のジャーメイン・オニールを放出し、ショーン・ケンプ、デイル・デイビスという2人の即戦力ビッグマンをロースターに加えた。
ガードにデイモン・スタッダマイアー、スティーブ・スミス、ボンジ・ウェルズ、フォワードにスコッティ・ピッペン、ラシード・ウォーレス、ケンプ、センターにアルビダス・サボニス、デイビスと各ポジションに実力者を揃え、チームはシーズン中盤までウエスト首位を走っていた。
だが、終盤戦に調子を崩して順位を落とすと、プレーオフでは1回戦で王者レイカーズに3連敗。シャック対策として迎え入れたデイビスは最低限の結果は残したものの、ケンプはオーバーウェイトでパワーダンカーとして鳴らしていた時代の面影はなし。さらにマイク・ダンリービーHCは選手の起用法に苦しんだほか、ウォーレス、ウェルズら問題児の多いチームをコントロールできず、職を追われた。
■1998-99ヒューストン・ロケッツ
1990年代に2度の3連覇を達成したシカゴ・ブルズは、98年にマイケル・ジョーダンが引退したことで王朝は崩壊。同年にジョーダンの相棒で、史上最高の2番手と呼ばれたピッペンは1対6の大型トレードでロケッツへ移籍した。
チームは94年のMVPアキーム・オラジュワン、93年のMVPチャールズ・バークレー、そしてピッペンという強力なビッグ3で開幕を迎えた。しかし彼らは全員30代で選手としてのピークは越えており、プレーオフ1回戦でシャック&コビー擁するレイカーズにあえなく敗退。わずか1年で解散を迎えた。
上記で紹介したチームはファンの期待を大きく裏切ったが、最低でもプレーオフには進出している。それだけに今季のレイカーズの衝撃度は大きく、彼らはスターを集めながら結果を残せなかったNBA史上ワーストチームとして語り継がれていくかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
2000年プレーオフ、この年優勝することになるレイカーズをカンファレンス決勝であと一歩のところまで追いつめたブレイザーズ。シーズン終了後フロントは“打倒レイカーズ”を掲げ、ライバルの主砲であるシャキール・オニール(シャック)対策として若手のジャーメイン・オニールを放出し、ショーン・ケンプ、デイル・デイビスという2人の即戦力ビッグマンをロースターに加えた。
ガードにデイモン・スタッダマイアー、スティーブ・スミス、ボンジ・ウェルズ、フォワードにスコッティ・ピッペン、ラシード・ウォーレス、ケンプ、センターにアルビダス・サボニス、デイビスと各ポジションに実力者を揃え、チームはシーズン中盤までウエスト首位を走っていた。
だが、終盤戦に調子を崩して順位を落とすと、プレーオフでは1回戦で王者レイカーズに3連敗。シャック対策として迎え入れたデイビスは最低限の結果は残したものの、ケンプはオーバーウェイトでパワーダンカーとして鳴らしていた時代の面影はなし。さらにマイク・ダンリービーHCは選手の起用法に苦しんだほか、ウォーレス、ウェルズら問題児の多いチームをコントロールできず、職を追われた。
■1998-99ヒューストン・ロケッツ
1990年代に2度の3連覇を達成したシカゴ・ブルズは、98年にマイケル・ジョーダンが引退したことで王朝は崩壊。同年にジョーダンの相棒で、史上最高の2番手と呼ばれたピッペンは1対6の大型トレードでロケッツへ移籍した。
チームは94年のMVPアキーム・オラジュワン、93年のMVPチャールズ・バークレー、そしてピッペンという強力なビッグ3で開幕を迎えた。しかし彼らは全員30代で選手としてのピークは越えており、プレーオフ1回戦でシャック&コビー擁するレイカーズにあえなく敗退。わずか1年で解散を迎えた。
上記で紹介したチームはファンの期待を大きく裏切ったが、最低でもプレーオフには進出している。それだけに今季のレイカーズの衝撃度は大きく、彼らはスターを集めながら結果を残せなかったNBA史上ワーストチームとして語り継がれていくかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部