「彼ら(シクサーズ)がどうするかはわからない。このリーグはビジネスだからね。最悪なケースも想定しつつ、うまくいくことを願っている。僕は(次の)シーズン序盤でプレーできないことは理解している。けど、少なくともシーズンの半分、あるいはシーズンの終盤とプレーオフではプレーできると見ている」
現時点でグリーンの復帰時期は未定のため、チーム側としても判断が難しいところだろう。そのため、グリーン自身も「最悪なケースにも備えている。だってこのリーグでは何が起こるかわからないから」と覚悟しているという。
6月22日に35歳を迎えるグリーンは、NBAという世界最高のリーグで屈指の3&Dとしての評価を確立してきた。スパーズではティム・ダンカン、ラプターズではカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)、レイカーズではレブロン・ジェームズにアンソニー・デイビスといったように、これまで数々のスーパースターたちともプレーしてきた。
ボールを常に保持してプレーするタイプではなく、オフェンスではコーナースリーやペイントへのカットで得点し、タフなディフェンスでマッチアップ相手を苦しめるなど基本に忠実なプレーが身上。そんなベテランは、ケガから復帰することを力強く公言した。
「僕はまだ何年かプレーできるし、身体は年老いてなんかいない。ケガをする前まで、自分ではいいプレーができていると感じていたんだ。このケガから復帰して、あと数年はプレーできるさ。
僕のゲームは身体能力で成り立っているわけじゃない。だからこのケガが自分のゲームに大きな影響を及ぼすとは見ていない」
グリーンにはこれから長いリハビリが待ち受けている。それでも、再びコートへ復帰すべく、やるべきことを頭の中で整理してシミュレーションしているに違いない。来シーズンのどこかの時点で、彼が再びプレーする姿をぜひとも見てみたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
現時点でグリーンの復帰時期は未定のため、チーム側としても判断が難しいところだろう。そのため、グリーン自身も「最悪なケースにも備えている。だってこのリーグでは何が起こるかわからないから」と覚悟しているという。
6月22日に35歳を迎えるグリーンは、NBAという世界最高のリーグで屈指の3&Dとしての評価を確立してきた。スパーズではティム・ダンカン、ラプターズではカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)、レイカーズではレブロン・ジェームズにアンソニー・デイビスといったように、これまで数々のスーパースターたちともプレーしてきた。
ボールを常に保持してプレーするタイプではなく、オフェンスではコーナースリーやペイントへのカットで得点し、タフなディフェンスでマッチアップ相手を苦しめるなど基本に忠実なプレーが身上。そんなベテランは、ケガから復帰することを力強く公言した。
「僕はまだ何年かプレーできるし、身体は年老いてなんかいない。ケガをする前まで、自分ではいいプレーができていると感じていたんだ。このケガから復帰して、あと数年はプレーできるさ。
僕のゲームは身体能力で成り立っているわけじゃない。だからこのケガが自分のゲームに大きな影響を及ぼすとは見ていない」
グリーンにはこれから長いリハビリが待ち受けている。それでも、再びコートへ復帰すべく、やるべきことを頭の中で整理してシミュレーションしているに違いない。来シーズンのどこかの時点で、彼が再びプレーする姿をぜひとも見てみたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
関連記事
- 「自分たちを見失ってはいけない」。西決勝初戦に大敗したマブズへシャックがエール「ルカはやるべきことをやっていた」<DUNKSHOOT>
- ウエスト決勝はウォリアーズが先勝!カーHC「(マブズは)ハーデンがいた時のヒューストンを思い出させる」<DUNKSHOOT>
- 「お互いに話をした」骨折で離脱中のペイトン二世、ブルックスとは“遺恨なし” 「気にしていないし、わだかまりもない」<DUNKSHOOT>
- 重病に倒れたモーニングを支えたハーダウェイ。兄弟愛にも似た熱い友情を築いた2人【NBAデュオ列伝|後編】<DUNKSHOOT>
- モーニング&ハーダウェイーー数々の苦難を乗り越え、戦い続けたヒートのタフガイ・コンビ【NBAデュオ列伝|前編】<DUNKSHOOT>