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NBA

今季惨敗のレイカーズにOBのマジックが提言。ウエストブルックのトレード案には「何を見返りに得るんだ?」と慎重姿勢<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.27

 レブロンとデイビスを擁して3シーズンで初めてのプレーオフ不進出に関して感想を求められたマジックは、「みんな期待していただろ? 誰もがレイカーズがNBAファイナルの有力候補に挙げていた。レブロン、AD(デイビス)、ラッセル(ウエストブルック)の3人は期待に応えられず、失敗した」とコメント。さらにこう続ける。

「来シーズン、同じ過ちを犯さないために何をすべきか。ここが最大のポイントで、コーチが決まったら、ロースターをどうするか。正しい人物を迎え、正しいロースターを作ることが非常に重要だ。これらの決断を下さなければならない」。

 続いて「ウエストブルックが機能すると思うか?」との問いには、自らの見解を述べている。
 
「正しいコーチがいる場合のみ機能する。決め手となるのは誰がコーチかだ。彼は1年4700万ドル(約60億円)の契約だ。たとえトレードしたとして、現実的に何を見返りに得るつもりだい? 望んでいない契約(の選手)をのむことになり、その契約を消化しないといけない。

 新たに獲得する選手が本当にチームを救ってくれるのか、真剣に考えないといけない。今シーズンを受けて、ラッセルがいる状態でどうやってチームを良くできるか。先発で使うのか、ベンチに座らせるのか。誰がコーチになっても、それは最初にやらなければいけないことだと思う」

 リーグ優勝通算17回を誇るレイカーズが名門らしい強さを取り戻すうえで、ウエストブルックはそのプランにいるのか。今夏、そして来シーズンは大きな注目を集めそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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