自身初の舞台に立つ喜びを表現したテイタムは、今プレーオフで両チーム最多の平均27.0点に6.7リバウンド、5.9アシスト、1.22スティールをマーク。ウォリアーズとのレギュラーシーズン2試合でも平均26.5点、10.0リバウンド、5.0アシストと活躍を見せている。
そんなフォワードについて、敵将スティーブ・カーHCは「最高級の選手の1人」と評し、サイズと強靭さ、スキルを兼備する点を警戒する。カリーも「ダイナミックなスコアラーだ。ディフェンスがどうガードしてくるかを読むことにおいても新たなレベルに達した。それにビッグゲームのクラッチタイムでも活躍していて厄介な選手」と、その実力を高く評価している。
ファイナルでテイタムへ主にマッチアップしてくるのは、おそらくアンドリュー・ウィギンズとトンプソンだろう。特にウィギンズは今プレーオフでルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)やジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)といったエース格と対峙しており、「僕はチャレンジが大好きなんだ。テイタムと(ジェイレン)ブラウンはボストンでベストなオフェンシブプレーヤーだから、楽しみにしているよ」と意気込んでいた。
最長で2週間にも及ぶ長丁場では、好調な試合もあれば、不発に終わる試合もあるだろう。だがテイタムは「自分の全てを持ち込んでみせる。あとはこの瞬間を楽しむだけ」と静かに闘志を燃やす。若きエースがセルティックスを球団史上18度目の頂点へと導けるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
そんなフォワードについて、敵将スティーブ・カーHCは「最高級の選手の1人」と評し、サイズと強靭さ、スキルを兼備する点を警戒する。カリーも「ダイナミックなスコアラーだ。ディフェンスがどうガードしてくるかを読むことにおいても新たなレベルに達した。それにビッグゲームのクラッチタイムでも活躍していて厄介な選手」と、その実力を高く評価している。
ファイナルでテイタムへ主にマッチアップしてくるのは、おそらくアンドリュー・ウィギンズとトンプソンだろう。特にウィギンズは今プレーオフでルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)やジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)といったエース格と対峙しており、「僕はチャレンジが大好きなんだ。テイタムと(ジェイレン)ブラウンはボストンでベストなオフェンシブプレーヤーだから、楽しみにしているよ」と意気込んでいた。
最長で2週間にも及ぶ長丁場では、好調な試合もあれば、不発に終わる試合もあるだろう。だがテイタムは「自分の全てを持ち込んでみせる。あとはこの瞬間を楽しむだけ」と静かに闘志を燃やす。若きエースがセルティックスを球団史上18度目の頂点へと導けるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
関連記事
- 「コビーとこの瞬間を共有したかった」テイタムが“24”のアームバンドを身につけ第7戦に臨んだ理由を明かす<DUNKSHOOT>
- 【NBA】死闘を制したセルティックスが12年ぶりのファイナル進出!ヒートはバトラーのフル出場も及ばず<DUNKSHOOT>
- 「経験不足と見ることはできない」名将カーが全選手ファイナル初出場のセルティックスを警戒<DUNKSHOOT>
- 優勝回数、優勝経験者、永久欠番……58年ぶりにファイナルで激突するセルティックスとウォリアーズを徹底比較!<DUNKSHOOT>
- 通算シリーズ戦績はセルティックスの4勝0敗。ウォリアーズは“天敵”相手にファイナルで勝利できるか<DUNKSHOOT>