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NBA

『ESPY』アウォードでベストチームに輝いたウォリアーズ。イグダーラはオーナーへ謝罪「僕らが罰金を払わせてしまった」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.07.22

 ウォリアーズは昨季、NBA史上最高額となる1億7000万ドル(約232億9000万円)ものラグジュアリータックスを支払っている。年俸総額は併せて3億4600万ドル(約474億200万円)と、半分近くをラグジュアリータックスが占めていたこともあり、レイコブ・オーナーは番組内で次のように語っていた。

「本当のところ、我々は(現時点では)ラグジュアリータックス(の支払い基準)を4000万ドル(約54億8000万円)ほど超えているだけだ。もちろん、これは決して小さなことではないが、膨大な金額というわけでもない。

 ただ、トータルで2億ドルとなり、そのほとんどがラグジュアリータックスになってしまう。このポッドキャストを聞いてくれている人たちへ届くといいんだが、私はそのことがアンフェア(不公平)だと考えている。こう言ってしまうと私が利己的だと思われても仕方ないが、(ラグジュアリータックスは)非常に不公平なシステムだと思っている。なぜなら、我々のチームの上位8選手はいずれも自分たちがドラフト指名して構築しているからだ」
 
 ウォリアーズはカリー、トンプソン、グリーンのビッグ3をはじめ、ケボン・ルーニーやジョーダン・プール、ジョナサン・クミンガ、モーゼス・ムーディー、ジェームズ・ワイズマンと自らドラフト指名した“オリジナル選手”を中心に形成されており、彼らを育成しながら長年にわたって覇権争いができるチームを作り上げた。

 ただその代償として、年俸総額が膨れ上がっているのも事実。昨季の優勝に大きく貢献したアンドリュー・ウィギンズの契約は今季限りで、プールは来夏に制限付きFAとなるため、彼らをキープするためにはさらに莫大な金額が必要となる。

 NBAが今後このラグジュアリータックスのシステムを変える可能性があるかは微妙なところ。毎年支払っている年俸総額からすれば今回の罰金額は小さなものだが、NBAはレイコブ・オーナーの発言をどのように受け止めているのだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)
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