グリーンは12年のドラフト2巡目全体35位でウォリアーズから指名され、今では4度の優勝を飾り、オールディフェンシブチームの常連となっているものの、ルーキーシーズンの頃はまだ駆け出しの存在。
当時すでに大ベテランとなっていたダンカンからすれば「コイツはいったい何をしたいんだ?」と首を傾げていたのかもしれない。
ちなみにダンカンは21年1月に米メディア『The Ringer』へ出演した際、トラッシュトークについて次のように語っていた。
「単純に、トラッシュトークは私のゲームの一部ではなかった。試合中に何かを成し遂げしようとする時、その手段は選手をより苛立たせてしまう。そして他の誰かが私に何を言おうとしても私には効果的ではなかったし、対戦相手にトラッシュトークした以上に、それを吹っかけてきた彼ら自身に影響を与えてしまっていた。これが私のやり方で、一番フィットしていた」
グリーンとしては、自身の対極のスタイルを持ち、歴代屈指の実績を積み上げてきたダンカンは、今でもベストなパワーフォワードということなのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
当時すでに大ベテランとなっていたダンカンからすれば「コイツはいったい何をしたいんだ?」と首を傾げていたのかもしれない。
ちなみにダンカンは21年1月に米メディア『The Ringer』へ出演した際、トラッシュトークについて次のように語っていた。
「単純に、トラッシュトークは私のゲームの一部ではなかった。試合中に何かを成し遂げしようとする時、その手段は選手をより苛立たせてしまう。そして他の誰かが私に何を言おうとしても私には効果的ではなかったし、対戦相手にトラッシュトークした以上に、それを吹っかけてきた彼ら自身に影響を与えてしまっていた。これが私のやり方で、一番フィットしていた」
グリーンとしては、自身の対極のスタイルを持ち、歴代屈指の実績を積み上げてきたダンカンは、今でもベストなパワーフォワードということなのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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