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NBA

ウォーカー、テイタム、ミドルトン……W杯戦士たちの序盤戦の活躍をチェック!【アメリカ編Part1】

鳴神富一

2019.11.22

アデトクンボに次ぐ2番手として今季も安定した活躍を見せるミドルトンだが、11月上旬に太ももを痛め、現在は離脱中。(C)Getty Images

アデトクンボに次ぐ2番手として今季も安定した活躍を見せるミドルトンだが、11月上旬に太ももを痛め、現在は離脱中。(C)Getty Images

 もう1人、マーカス・スマートも忘れてはいけない。193センチのコンボガードはワールドカップでも持ち味の守備で存在感を放った一方で、攻撃での役割は限られていた。しかしキャリア6年目の今季は、自己最多の平均12.1点と得点でも貢献。とりわけ11月は10試合中6戦で2桁得点と、ギアを上げている。

 昨季、リーグ最多の60勝をあげ、今季はセルティックスに次いでイースト2位につけるミルウォーキー・バックスには2人のアメリカ代表戦士が在籍している。
 
 クリス・ミドルトンは代表でもNBAでも全く変わらない多彩なプレーでスタメンの座をしっかり確保。平均18.5点、5.7リバウンドというスタッツは昨季とほぼ同等だ。ただ11月10日のオクラホマシティ・サンダー戦で左の太ももを負傷したため、現在は欠場している。幸いにもケガは重傷ではなく、12月上旬には復帰できる予定だ。

 2人目は親日家でも知られるブルック・ロペス。ワールドカップでチーム最年長だった31歳は、大会ではベンチ出場が多かった。しかしバックスではここまで全試合スタメンとしてコートに立っている。平均11.6点は自己ワーストの数字も、守備ではブロッカーとして、オフェンスでは潤滑油としてヤニス・アデトクンボやミドルトンの負担を軽減している。

文●鳴神富一(スポーツジャーナリスト)
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