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NBA

「君の意見は全然ダメ」アリナスの“ヤニス軽視発言”にOBたちが反論「ベストの1人で常に向上してきた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.09.06

 また、現地時間9月1日に公開されたポッドキャスト番組『Road Trippin’』では、リチャード・ジェファーソン(元ニュージャージー・ネッツほか)がこう話していた。

「ギルバートは(アデトクンボを)ちょっとカモにして、自身の3ポイントの凄さで圧倒しようとしていたのかもね。オーケー。じゃあ勝利の話をしよう。試合に与えるインパクトやインテンシティ、ディフェンス、オフェンスについても話してみようじゃないか。彼は地球上でベストな2WAYプレーヤーなんだ。つまり、君の意見は全然ダメってこと。近づいてすらいない」

 アデトクンボはここ4シーズンで平均32分前後の出場にとどまっているが、それでも4シーズン連続でオールNBA&オールディフェンシブ1stチーム入りと攻守両面でフル稼働していることが分かる。
 
 さらに、プレーオフではプレータイムが増加しており、昨季のカンファレンス・セミファイナル(対ボストン・セルティックス)では平均40分の出場で33.9点、14.7リバウンド、7.1アシストを奪取。プレーオフの1シリーズで、200得点、100リバウンド、50アシストをクリアした史上初の選手にもなった。

 アデトクンボがその気になれば、アウトサイドからショットを乱発することも可能だろう。だがそれは効率性の悪さからチーム側から注意されるだろうし、何より本人がそのようなプレーを望んでいるとは思えない。

 アリナスの歯に衣着せぬ発言はたびたび注目を集めているが、このアデトクンボ評について同意する声は少ないだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
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