不振だった昨季も成功率37.2%で232本(平均2.9本)を成功させており、1シーズンにおける3ポイント成功数ではすでにフランチャイズ記録のトップ3を独占。そしてキャリア5年目、通算265試合目にして、ヒートの球団最多3ポイント記録を塗り替えたのだ。
ロビンソンは「こんなことになるなんて期待もしていなかったし、予想だってしていなかった。僕は、良いチームメイトたちとたくさんスリーを打つ回数を手にした“受益者”なんだ」と謙遜。だが、レギュラーシーズン通算3ポイント成功において200、300、400、500、600、700、800本の歴代最速記録を保持しており、まさに“スペシャリスト”という言葉がふさわしい選手と言っていい。
現役選手でチームの通算3ポイント成功数の球団最多記録を保持するのは、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ジェームズ・ハーデン(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/保持しているのはヒューストン・ロケッツ)など、リーグトップクラスの実力者たちばかり。
そんななかで、ヒートの球団新記録を塗り替え、3ポイント成功数でチーム史上1位になったことは、ロビンソンがこれまでに費やしてきた努力が報われたと言っていいのかもしれない。
「多くのことが自分のコントロール外にある。でも僕がコントロールできることがあるとすれば、それは打ち続けること。好不調の波もあるだろうけど、フランチャイズ記録保持者になり、(成功率)40%前後を残していることが、すごく誇らしいのは確かだね」
球団における通算記録というのは、1試合や1か月間、あるいは1シーズンだけでそう簡単に樹立できるものではない。長年コートに立ち続け、活躍を続けなければ到底辿り着くものではないため、ロビンソンは“3ポイントのスペシャリスト”として新たな勲章を手にしたと言っていいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ロビンソンは「こんなことになるなんて期待もしていなかったし、予想だってしていなかった。僕は、良いチームメイトたちとたくさんスリーを打つ回数を手にした“受益者”なんだ」と謙遜。だが、レギュラーシーズン通算3ポイント成功において200、300、400、500、600、700、800本の歴代最速記録を保持しており、まさに“スペシャリスト”という言葉がふさわしい選手と言っていい。
現役選手でチームの通算3ポイント成功数の球団最多記録を保持するのは、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ジェームズ・ハーデン(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/保持しているのはヒューストン・ロケッツ)など、リーグトップクラスの実力者たちばかり。
そんななかで、ヒートの球団新記録を塗り替え、3ポイント成功数でチーム史上1位になったことは、ロビンソンがこれまでに費やしてきた努力が報われたと言っていいのかもしれない。
「多くのことが自分のコントロール外にある。でも僕がコントロールできることがあるとすれば、それは打ち続けること。好不調の波もあるだろうけど、フランチャイズ記録保持者になり、(成功率)40%前後を残していることが、すごく誇らしいのは確かだね」
球団における通算記録というのは、1試合や1か月間、あるいは1シーズンだけでそう簡単に樹立できるものではない。長年コートに立ち続け、活躍を続けなければ到底辿り着くものではないため、ロビンソンは“3ポイントのスペシャリスト”として新たな勲章を手にしたと言っていいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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