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NBA

渡邊雄太はカルーソやロビンソンに続けるか?米メディアが“最高の2WAY契約選手”TOP10を発表!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.28

先日ラプターズと本契約を結んだ渡邊は、将来このランキングに名を連ねることができるか。(C)Getty Images

先日ラプターズと本契約を結んだ渡邊は、将来このランキングに名を連ねることができるか。(C)Getty Images

 2017年に新たに導入された2WAY契約。これは下部組織のGリーグでの育成を目的に、NBA在籍4年目以下の選手が結べる制度で、1チームにつき2人、リーグ全体で計60人が契約できる。非常に狭き門だが、そこからチャンスを掴んで本契約を勝ち取った選手も少なくない。

 ここでは、『Hoops Hype』が発表した2WAY契約から成功を収めた選手TOP10を紹介する。まずは10位から6位までを見ていこう。(チームは現所属)

■『HoopsHype』による2WAY契約から成功を収めた選手TOP10
10位:PJ・ドジャー(ナゲッツ/24歳)
9位:ライアン・アーチディアコノ(ブルズ/27歳)
8位:ナズ・リード(ウルブズ/22歳)
7位:シェイク・ミルトン(シクサーズ/24歳)
6位:トーリー・クレッグ(サンズ/30歳)

 17年にサンダー、翌年にセルティックスと2WAY契約を結んだドジャーだが、インパクトは残せず。しかし、19年にナゲッツに入団すると、ガードの両ポジションをこなせる万能性と守備力の高さを評価され、昨年6月に本契約。今季は多くの項目で自己ベストを更新している。

 アーチディアコノはビラノバ大4年時に全米優勝を経験し、トーナメントの最優秀選手賞を獲得。16年のドラフトでは指名漏れとなったが、Gリーグで腕を磨いて17年にブルズとの2WAY契約をゲット。堅実なゲームメイクと泥臭いプレーでチーム内での地位を確立して18年に本契約、19年には3年契約を結んだ。
 
 リードは19年のサマーリーグで実力を証明し、2WAY契約を結んだわずか2週間後に本契約に昇格した稀なケースだ。ビッグマンながら機動力やシュートタッチも備えており、今季は平均11.1点、4.5リバウンド、3ポイント成功率35.0%をマーク。カール・アンソニー・タウンズの控えとして重宝されている。

 今やシクサーズのセカンドユニットの得点源となったミルトンだが、18年のドラフトでは2巡目54位という低評価。それでも与えられたチャンスを確実にモノにし、19年のオフに本契約を勝ち取り、昨年3月の試合ではキャリアハイの39得点を叩き出した。24歳のガードは爆発力が魅力で、近い将来シックスマン賞の候補に挙がるかもしれない。

 クレッグは14年のドラフトで指名されず、オーストラリアリーグのNBLで3年間プレー。ナゲッツに入団した17年には、相手の得点源を抑えるストッパー役として評価を高め、翌18年に本契約を手に。今季はバックスとサンズに所属し、3ポイント成功率(38.0%)で自己最高の数字を残している。
 
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