ただ、この日はお世辞にもシュートタッチが好調とは言えなかった。積極的に３ポイントを放ったのはよかったが、６本打ってまさかの成功数ゼロ。また、リム周辺のショットをミスする場面も見られた。

　それでもクロージングラインナップとして起用され、３点リードの第４クォーター残り２分にはゴンザガ大の先輩オリニクを値千金のブロック。最終的なスタッツは、23分22秒のプレータイムで12得点（フィールドゴール５／14、３ポイント０／６、フリースロー２／３）、５リバウンド、２アシスト、１ブロックだった。
  　またシーズン最終戦を終えたことで八村の今季スタッツも確定。自己最多の63試合に出場し、平均23.3分のプレータイムで11.2点（フィールドゴール284／584：成功率48.6％、３ポイント51／160：成功率31.9％、フリースロー88／119：成功率73.9％）、4.5リバウンド、0.9アシスト、0.3スティール、0.4ブロックという数字を残した。

　今季は自身初のトレードを経験するなど、キャリアのターニングポイントとなった八村。チームはウエスト７位でシーズンを終えたため、プレーオフ最後の２枠を懸けて、まずはプレーイン・トーナメントで８位ミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。レイカーズのポストシーズン進出に貢献できるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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