今年１月のトレードでウィザーズからレイカーズへ移籍後、八村はレブロン、デイビスというお手本となる選手たちと過ごしてきた。レブロンは25歳の日本人フォワードについてこう期待を寄せている。

「俺には彼がどんなタイプの選手なのか、どんな選手になれるのかわかっている。俺としては、彼にはポジティブなモチベーションを与え、ポジティブなメッセージを送り、このチームでどれほど重要な存在になれるのかを伝えている。俺たちが望むゴールへ達するためには、彼がその重要な一部にならなければいけない。そして彼自身もそうなりたがっている」
  　そして八村もレブロンとデイビスの助言により、自身への見方が変わったという。「彼らが『もっとショットを打て』と言ってくるんです」と口にし、特にレブロンからもっとショットを打つように言われると「打つしかないですね」と笑みを見せていた。

　２人のスーパースターからの寵愛を受け、大舞台で最高の輝きを放った八村。２戦目以降も“日本の至宝”の大爆発に期待したいところだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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