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NBA

名司令塔のポール、元MVPのハーデンがランクイン。“優勝未経験”のプレーオフ最多勝選手TOP10<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.06.14

 5位のホーフォードは、キャリア15年目の昨季に初めてファイナルへ進出。ただ、所属するボストン・セルティックスはゴールデンステイト・ウォリアーズ、今季はカンファレンス決勝でマイアミ・ヒートに敗れた。6月に37歳と大ベテランの域に入ったが、各ポジションに実力者を揃えるセルティックスのチーム状態を考えれば、引退までにこのランキングを“卒業”するチャンスはありそうだ。

 ハーデンはルーキーイヤーから今季まで14シーズン連続でポストシーズン出場。17年以降はすべて1回戦突破と一定の結果を残している一方で、ファイナル進出はオクラホマシティ・サンダー時代(12年)の1度のみ。18年にはシーズンMVPに輝き、プレーオフ通算では85勝75敗(勝率53.1%)と勝ち越しているが、大舞台での勝負弱さを指摘する声も少なくない。

 206㎝の大型シューターだったパーキンスは、ファイナルに3度、計17試合に出場。レイカーズ時代の91年とシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)在籍時の96年はノースカロライナ大の後輩であるジョーダンに、ペイサーズでプレーした00年は古巣レイカーズに優勝を阻まれた。
 
 トップ2に入ったのはジャズの黄金コンビ、ストックトン&マローンだ。どちらもキャリアのすべての年でプレーオフに出場し、伝家の宝刀“ピック&ロール”で2度(97、98年)ウエストを制すも、頂上決戦でジョーダンズ・ブルズに敗退。03年に相棒ストックトンが引退し、マローンは翌年にレイカーズで自身3度目の最終決戦に挑んだが、デトロイト・ピストンズに完敗し悲願達成はならなかった。

 ちなみに、今季ファイナルを戦ったヒートの主砲ジミー・バトラーは59勝で21位、ヒートとカンファレンス決勝を戦ったセルティックスのジェイレン・ブラウンは58勝で22位に入っている。

構成●ダンクシュート編集部

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