ウォーカーの加入でガードのポジション争いはより激戦になりそうだが、ジェームズ、オコボ、ロイドに加え、若手フランス人選手マテュー・ストラゼルの既存のガード4人は、今オフに放出する予定はないようだ。
唯一ジェームズに関しては、NBAチームに移籍する場合は契約を破棄できる条項がある。ただしこれは7月25日までに行使しなければならず、現実的なオファーの噂もない現時点では、来季もモナコでプレーを続ける可能性が高い。
ひとつの懸念事項は、フランスリーグProAが、来季から3年間、ラグジュアリー・タックスを導入する予定であること。
NBAのようなサラリーキャップは設けないが、サラリーの総額がある一定額を超えた球団はラグジュアリー・タックスを支払い、それを他球団に分配して、経済格差を減少させるのが狙いだ。
その場合、 モナコは最初にラグジュアリー・タックスを支払う側となる。このため、ウォーカーは国内リーグLNBには登録せず、ユーロリーグ要員になるのではないかという憶測も飛んでいるが、実際モナコがどのようなストラテジーを取るかは、現時点では未定だ。
いずれにしても、12年のNBAキャリアで平均19.3点、3.8リバウンド、5.3アシストを誇る元オールスターガードが欧州のバスケットシーンでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、多くのファンが楽しみにしていることだろう。
文●小川由紀子
「この街が僕を育ててくれた」ウォーカーの揺るぎない“NY愛”。ニックス移籍は「完璧なタイミング」<DUNKSHOOT>
「選手の個性が強烈でいつも楽しかった」元アメリカ代表のヒルが1996年の五輪を回想<DUNKSHOOT>
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NBAのようなサラリーキャップは設けないが、サラリーの総額がある一定額を超えた球団はラグジュアリー・タックスを支払い、それを他球団に分配して、経済格差を減少させるのが狙いだ。
その場合、 モナコは最初にラグジュアリー・タックスを支払う側となる。このため、ウォーカーは国内リーグLNBには登録せず、ユーロリーグ要員になるのではないかという憶測も飛んでいるが、実際モナコがどのようなストラテジーを取るかは、現時点では未定だ。
いずれにしても、12年のNBAキャリアで平均19.3点、3.8リバウンド、5.3アシストを誇る元オールスターガードが欧州のバスケットシーンでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、多くのファンが楽しみにしていることだろう。
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