キャリア平均17.9点という数字を残していることからもわかる通り、ポールはPGとして局面を打開し、自ら得点機会をクリエイトしてショットを決め切る能力を備えている。
通算1万1501アシストは現役最多(歴代3位)で、平均9.5アシストも現役トップ(同4位)、引退後の殿堂入りが確実視されている。なかでもキャリア通算のA/TO(アシスト/ターンオーバー)比率は3.98と抜群の安定感を誇り、昨季もリーグ4位の4.60と高水準だった。
「昨年の我々は数多くのターンオーバーを記録してしまった。それを改善する必要がある。クリスはその点を解決してくれるだろう。ステフと一緒にプレーする、あるいはステフ不在であろうと、彼は非常に賢いから、グループ全体としてもスマートになる」と指揮官は期待を寄せる。
昨季のウォリアーズは平均29.8アシストでリーグトップに立った一方で、ターンオーバーは平均16.3でリーグワーストだった。ポールがキャンプで新たなチームメイトたちとケミストリーを構築し、メインハンドラーを務めることになれば、ターンオーバー数減少に一役買うことは容易に想像できる。
先発起用、ベンチスタートにかかわらず、38歳のベテランがどのように選手たちを操り、ウォリアーズを生まれ変わらせるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
通算1万1501アシストは現役最多(歴代3位)で、平均9.5アシストも現役トップ(同4位)、引退後の殿堂入りが確実視されている。なかでもキャリア通算のA/TO(アシスト/ターンオーバー)比率は3.98と抜群の安定感を誇り、昨季もリーグ4位の4.60と高水準だった。
「昨年の我々は数多くのターンオーバーを記録してしまった。それを改善する必要がある。クリスはその点を解決してくれるだろう。ステフと一緒にプレーする、あるいはステフ不在であろうと、彼は非常に賢いから、グループ全体としてもスマートになる」と指揮官は期待を寄せる。
昨季のウォリアーズは平均29.8アシストでリーグトップに立った一方で、ターンオーバーは平均16.3でリーグワーストだった。ポールがキャンプで新たなチームメイトたちとケミストリーを構築し、メインハンドラーを務めることになれば、ターンオーバー数減少に一役買うことは容易に想像できる。
先発起用、ベンチスタートにかかわらず、38歳のベテランがどのように選手たちを操り、ウォリアーズを生まれ変わらせるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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