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NBA

ロード・マネジメントは実は意味なし?アイバーソンを引き合いに、アリナスが現役選手の“積極的休養”を糾弾<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.10.24

「俺たちは練習の話をしている。ゲームじゃない、ゲームじゃないんだ。死ぬ気で、毎試合ラストだと思ってプレーするゲームじゃない。あくまで練習の話だ」

 まるで自分を弁護するかのように、「Practice(練習)」という言葉を計22回使ったこの会見はあまりにも有名だ。この時、リーグから1000ドル(約15万円)の罰金が科されたとも言われている。

 そのなかで、元NBA選手のアリナスは自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、アイバーソンが休んだのはあくまで練習であり、現代の選手たちが休養などを理由に欠場するロード・マネジメントはファンへの“背信行為”だと持論を述べた。
 
「彼(アイバーソン)は練習を欠席したのだから、謝罪すべきだ。しかし、ゲームには出場していた。それに対して、今の選手たちはゲームを休んでも、みんな、何も言わない。(アイバーソンは)試合になれば、100%コートに立ち、時速1000マイル(約1600キロ)で走る。彼は自分のすべてを注いでいる。それなのに、世間は彼を厳しく非難した。そして今、リーグには新たなルールが作られようとしている。彼は“無料”の練習を欠席したが、今の選手たちは“有料試合”を欠場しているんだ」

 ファンとしては、スーパースターのプレーをできるだけ多く見たいというのが変わらずの本心だろう。

構成●ダンクシュート編集部

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