得意のハイスコアゲームを落としたペイサーズは、牽引役のタイリース・ハリバートンが前半だけで28得点を奪い、キャリアハイの44得点に10アシスト、3スティールの爆発を見せた。
今季、平均27.0点、3.6リバウンド、11.8アシストをマークする23歳のポイントガードは、シーズン最初の15試合で375得点&175アシスト以上をクリアしたNBA史上4人目の選手になるなど絶好調。試合前、敵将のスポールストラHCは今夏にワールドカップのアメリカ代表として共闘したハリバートンについてこう話していた。
「昨年、彼らは主要選手を何人か欠きながらも上手く戦っていた。それこそ“ハリバートン効果”だと思う。彼は周囲の選手たちの自信を高めて、アグレッシブにプレーさせてしまう。チームメイトはボールをあまり持たなくても、動き回ることで(ハリバートンに)生かされるんだ」
この日のペイサーズはハリバートンのほか、オビ・トッピンが25得点、ブルース・ブラウンが15得点、6リバウンド、3アシスト、マイルズ・ターナーが13得点、9リバウンドを残すなど、計6選手が2桁得点をあげた。
高確率なショットでゴールを奪いつつ、的確なパスで味方を生かすハリバートンは、今季のペイサーズを語る上で不可欠で、チームはオフェンシブ・レーティング(122.5)と平均得点(127.9)でいずれもリーグトップの数字を誇る。
オフェンシブ・レーティングの歴代最高値は昨季のサクラメント・キングスが叩き出した118.6、平均得点は1981-82シーズンのデンバー・ナゲッツが残した126.48だが、今季のペイサーズはそのどちらも塗り替えるペースで得点を量産している。
ロスターには若手が多く、まだ発展途上とはいえ、攻撃の要であるハリバートンがいる限り、ペイサーズの将来は安泰と言えそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
今季、平均27.0点、3.6リバウンド、11.8アシストをマークする23歳のポイントガードは、シーズン最初の15試合で375得点&175アシスト以上をクリアしたNBA史上4人目の選手になるなど絶好調。試合前、敵将のスポールストラHCは今夏にワールドカップのアメリカ代表として共闘したハリバートンについてこう話していた。
「昨年、彼らは主要選手を何人か欠きながらも上手く戦っていた。それこそ“ハリバートン効果”だと思う。彼は周囲の選手たちの自信を高めて、アグレッシブにプレーさせてしまう。チームメイトはボールをあまり持たなくても、動き回ることで(ハリバートンに)生かされるんだ」
この日のペイサーズはハリバートンのほか、オビ・トッピンが25得点、ブルース・ブラウンが15得点、6リバウンド、3アシスト、マイルズ・ターナーが13得点、9リバウンドを残すなど、計6選手が2桁得点をあげた。
高確率なショットでゴールを奪いつつ、的確なパスで味方を生かすハリバートンは、今季のペイサーズを語る上で不可欠で、チームはオフェンシブ・レーティング(122.5)と平均得点(127.9)でいずれもリーグトップの数字を誇る。
オフェンシブ・レーティングの歴代最高値は昨季のサクラメント・キングスが叩き出した118.6、平均得点は1981-82シーズンのデンバー・ナゲッツが残した126.48だが、今季のペイサーズはそのどちらも塗り替えるペースで得点を量産している。
ロスターには若手が多く、まだ発展途上とはいえ、攻撃の要であるハリバートンがいる限り、ペイサーズの将来は安泰と言えそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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