ザイオンは間違いなくトッププレーヤーの仲間入りを果たせる才能を持っているだけに、プロ入り後の停滞する状況にシャックはもどかしさを感じているという。ボールを要求していない、リバウンドが足りないと問題点も指摘した。

「どんなスポーツも、顔つきや風格でわかる。（ゴルフの）タイガー・ウッズも、（俳優・映画監督の）ジャック・ニコルソンもそうだった。ザイオンにはそれがない。俺もよく『お前はハードワークしていない』と言われた。俺は『何言ってるんだ？』と思っていたけどね。ザイオンが“キラー（相手にとどめを刺す選手）”になると心に決め、それに向かって邁進すれば、危険な男になるだろう」
  　オーバーウェイトなど乗り越えるべき課題は多いとはいえ、“ネクスト・レブロン”とも期待されたスーパースター候補生だけに、ザイオンの本格覚醒に期待する者は多いに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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