エドワーズはワンマンチームを好まず、周囲をオフェンスに関与させようとする。しかし、ジョージア大のトム・クリーンＨＣは無限の可能性を認めたうえで、時には強引にでもアグレッシブに攻めて欲しいと“リクエスト”を出す。

「彼は日々攻撃のメンタリティーを持ってやる必要がある。ディフェンスで貢献することも必要だが、才能がある場合、より攻撃的にプレーしなければいけない」

　ジョージア大はオールスター出場９回を誇り、得点王やダンクコンテスト覇者にも２度輝いた殿堂入り選手のドミニク・ウィルキンス（元アトランタ・ホークスほか）がプレーした学校として有名だ。ウィルキンスはエドワーズが生まれる２年前に引退しており、偉大な大先輩については「あまり知らない」という。
  「ダンクや功績について聞いたことはあるけど、それ以外は本当に知らないんだ」

　過去に比べて、2020年のドラフト候補生は小粒感が否めないとも言われている。それだけに、ラメロ・ボールやエドワーズの注目度は非常に高い。それでも、強心臓の18歳は、“そんなの関係ない”とばかりに力強い言葉を残している。

「一切プレッシャーは感じない」

　将来、ウィルキンスに代わり“ジョージア大の象徴”となる日が来るのか、エドワーズの活躍から目が離せなくなりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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