専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「人生で最もハードな変化」リラードが新天地バックスでの苦労と覚悟を語る「多くの試合に勝ち、生産性の高い選手でありたい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.02.05

「25(得点)と7(アシスト)を残すと、まるで俺が落ちこぼれたと振る舞う人たちがいる。ポートランド時代とは違うから当然さ。俺は自分が望むほどショットを打っていない。だが今の俺は生産性が高い選手でありたい。たくさんの試合に勝ち、その一部としてプレーしていたい」

 リラードは現状についてそう語り、自身のキャリアをこう振り返っていた。
 
「俺のキャリアは(否定的な)人々が『彼は30得点以上、あるいは50、60、70得点しているが、ヤツのチームは勝てちゃいない』と言ってくる位置にいた。でもプレーオフには出場してきたんだ。ただチャンピオンシップを勝ち獲っていなかっただけ。それが俺の問題だった」

 2021年の王者バックスが、今季もプレーオフを勝ち抜いてファイナルへ辿り着き、頂上決戦を制するにはリラードの活躍が不可欠。王座獲得を心底望む男がその期待に応えることができるか、今後のパフォーマンスは必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号