「俺はチームを再建したいわけじゃない。『ここ(ナゲッツ)から出たい』とは言っていない。でも、『俺に君たちのカード(プラン・選択肢)を見せてくれ』と伝えた」
ナゲッツは当初カーメロを引き留める意向だったが、2010年夏、両者はトレードが最善の解決策だと悟った。カーメロによれば、シカゴ・ブルズも交渉のテーブルに就いていたというが、実際にはレイカーズとのトレードが成立寸前だったという。
「ラマー・オドムと(アンドリュー)バイナムの交換で、俺とネネがレイカーズに行く内容だった。ニューヨークのことは考えていなかった。契約成立が流れたのは、今考えると、『俺をウエストに行かせたくないんだな』という感じさ。『イーストに行かせるつもりかい?じゃあ、ニューヨークへ行かせてくれ』ってね。あのトレードは起こるはずじゃなかった。でも、結局ニューヨークへ行くことになった」
また、カーメロは「ニュージャージー(ネッツ)には行かない」とナゲッツのフロントには伝えていたとも明かし、「ブルックリンに移転するなら行く。でも、ニュージャージーには行かない。プレデンシャル・センター(ニュージャージー・ネッツ時代の本拠地)ではプレーできない」と冗談交じりに語った。
結果的にカーメロは移籍したニックスでエースとして君臨。リーグタイトルを獲得することはできなかったが、生まれ故郷でのプレーは彼のキャリアにとって意義のあるものだったと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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ナゲッツは当初カーメロを引き留める意向だったが、2010年夏、両者はトレードが最善の解決策だと悟った。カーメロによれば、シカゴ・ブルズも交渉のテーブルに就いていたというが、実際にはレイカーズとのトレードが成立寸前だったという。
「ラマー・オドムと(アンドリュー)バイナムの交換で、俺とネネがレイカーズに行く内容だった。ニューヨークのことは考えていなかった。契約成立が流れたのは、今考えると、『俺をウエストに行かせたくないんだな』という感じさ。『イーストに行かせるつもりかい?じゃあ、ニューヨークへ行かせてくれ』ってね。あのトレードは起こるはずじゃなかった。でも、結局ニューヨークへ行くことになった」
また、カーメロは「ニュージャージー(ネッツ)には行かない」とナゲッツのフロントには伝えていたとも明かし、「ブルックリンに移転するなら行く。でも、ニュージャージーには行かない。プレデンシャル・センター(ニュージャージー・ネッツ時代の本拠地)ではプレーできない」と冗談交じりに語った。
結果的にカーメロは移籍したニックスでエースとして君臨。リーグタイトルを獲得することはできなかったが、生まれ故郷でのプレーは彼のキャリアにとって意義のあるものだったと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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