トーマスは「私の場合、得点とアシストでチームを牽引して、バック・トゥ・バック(リーグ2連覇/1989~90年)を成し遂げた。マジックが得点とアシストの両面で(レイカーズの)バック・トゥ・バック(1987~88年)に導いたとは思わない。アシストで牽引したり、得点で牽引はしていたかもしれないけどね。私は唯一その両カテゴリーをやってのけた」と、自身は1980年代当時、独自のスタイルで結果を残したと自負しつつ、カリーをPGにカテゴライズしない理由について触れている。
「ステフはレジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)やレイ・アレン(元ミルウォーキー・バックスほか)といったキャッチ&シュートの選手と競い合っている。もうひとつ上のレベルに行ったと言ってもいい。ただ、現代のPGではないだろう。アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)にはエリック・スノウがいた。アイバーソンはPGではなく、スノウがPGだった。スノウにPGという肩書きを与えたくなかったかもしれないけどね。
ゴールデンステイト・ウォリアーズでは君(グリーン)がPGだ。ステフはあのサイズでほかの選手ができないことができ、自分だけのカテゴリーに属している。誰が史上最高のPGかという話をする時には、どの時代で話をするかによるだろう。(史上最高のPGの)候補はマジックとオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズ/現サクラメント・キングスほか)かな。彼らはサイズがあって、私やステフと比べて常にアドバンテージがある。マジックは得点することもできるし、ショーを仕切ることもできる。私からすると、彼が歴代ベストの存在だ。2番目がオスカー・ロバートソンだね」
トーマスは自分が歴代3番目のPGと自負していることを覗かせつつ「アレン・アイバーソンは、ステフがやっていることをやるのに最も近い“スモールガイ”(小さな選手)だった」と、攻撃的ガードとして計4回の得点王に輝いた殿堂入り選手のアイバーソンも高く評価している様子だった。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
「ステフはレジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)やレイ・アレン(元ミルウォーキー・バックスほか)といったキャッチ&シュートの選手と競い合っている。もうひとつ上のレベルに行ったと言ってもいい。ただ、現代のPGではないだろう。アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)にはエリック・スノウがいた。アイバーソンはPGではなく、スノウがPGだった。スノウにPGという肩書きを与えたくなかったかもしれないけどね。
ゴールデンステイト・ウォリアーズでは君(グリーン)がPGだ。ステフはあのサイズでほかの選手ができないことができ、自分だけのカテゴリーに属している。誰が史上最高のPGかという話をする時には、どの時代で話をするかによるだろう。(史上最高のPGの)候補はマジックとオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズ/現サクラメント・キングスほか)かな。彼らはサイズがあって、私やステフと比べて常にアドバンテージがある。マジックは得点することもできるし、ショーを仕切ることもできる。私からすると、彼が歴代ベストの存在だ。2番目がオスカー・ロバートソンだね」
トーマスは自分が歴代3番目のPGと自負していることを覗かせつつ「アレン・アイバーソンは、ステフがやっていることをやるのに最も近い“スモールガイ”(小さな選手)だった」と、攻撃的ガードとして計4回の得点王に輝いた殿堂入り選手のアイバーソンも高く評価している様子だった。
構成●ダンクシュート編集部
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