NBA歴代最多タイとなる17回の優勝を誇る名門ボストン・セルティックス。ジェイソン・テイタム&ジェイレン・ブラウンの強力デュオをはじめタレントが揃うなか、殿堂入り選手のアイザイア・トーマスは2023-24シーズンの優勝候補最右翼に挙げている。
セルティックスは2019年のカイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)退団以降、テイタムとブラウンのデュオを中心にチーム作りを進めてきた。
2019-20シーズンに2枚看板がともに平均20点以上をマークすると、21-22シーズンには12年ぶりのNBAファイナル進出。昨季はテイタムがリーグ6位の平均30.1点、ブラウンが同9位の平均26.6点と揃って自己ベストを更新し、57勝25敗でイーストの第2シードを獲得した。
プレーオフでは1回戦でアトランタ・ホークスを4勝2敗で破ると、カンファレンス準決勝ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズに先に王手をかけられながら、第6、7戦を連勝して逆転でシリーズを突破。しかし、第8シードから勝ち上がってきたマイアミ・ヒートとの対戦となったカンファレンス決勝では、3連敗のあとに3連勝で巻き返したものの、第7戦は84-103と大差で屈して無念のシーズン終了となった。
迎えた今オフ、ワシントン・ウィザーズ、メンフィス・グリズリーズとの3チーム間トレードを敢行。2022年に最優秀守備選手に輝いたリーダー兼ポイントガードのマーカス・スマートを失ったが、昨季自己最高の平均23.2点、FG成功率49.8%を記録したクリスタプス・ポルジンギスを獲得し、テイタム&ブラウンとの新ビッグ3を結成した。
現役時代にデトロイト・ピストンズで1989、90年とリーグ2連覇を果たすなど名ポイントガードとして名を馳せ、現在は『NBA TV』のアナリストを務めるトーマスは、『Sports Illustrated』のインタビューでセルティックスを2023ー24シーズンの大本命に指名している。
「ポルジンギスは欠けていた要素を埋めるピースだ。ボストンはすべてのピースを持っているし、優勝候補だと思う。マーカス・スマートをトレードしなければならなかったが、チームのコアはそのままだ。テイタムとブラウンがあの若さで成功したことを考えてみてほしい。チャンピオン未経験で、あれだけ成功を収めている選手はそう多くない。イースタン・カンファレンス決勝に4回、NBAファイナルに1回出場している。まだ優勝できていないなかで、これだけ長い間(頂点への)扉を叩き続けているのは注目に値する」
セルティックスは2019年のカイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)退団以降、テイタムとブラウンのデュオを中心にチーム作りを進めてきた。
2019-20シーズンに2枚看板がともに平均20点以上をマークすると、21-22シーズンには12年ぶりのNBAファイナル進出。昨季はテイタムがリーグ6位の平均30.1点、ブラウンが同9位の平均26.6点と揃って自己ベストを更新し、57勝25敗でイーストの第2シードを獲得した。
プレーオフでは1回戦でアトランタ・ホークスを4勝2敗で破ると、カンファレンス準決勝ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズに先に王手をかけられながら、第6、7戦を連勝して逆転でシリーズを突破。しかし、第8シードから勝ち上がってきたマイアミ・ヒートとの対戦となったカンファレンス決勝では、3連敗のあとに3連勝で巻き返したものの、第7戦は84-103と大差で屈して無念のシーズン終了となった。
迎えた今オフ、ワシントン・ウィザーズ、メンフィス・グリズリーズとの3チーム間トレードを敢行。2022年に最優秀守備選手に輝いたリーダー兼ポイントガードのマーカス・スマートを失ったが、昨季自己最高の平均23.2点、FG成功率49.8%を記録したクリスタプス・ポルジンギスを獲得し、テイタム&ブラウンとの新ビッグ3を結成した。
現役時代にデトロイト・ピストンズで1989、90年とリーグ2連覇を果たすなど名ポイントガードとして名を馳せ、現在は『NBA TV』のアナリストを務めるトーマスは、『Sports Illustrated』のインタビューでセルティックスを2023ー24シーズンの大本命に指名している。
「ポルジンギスは欠けていた要素を埋めるピースだ。ボストンはすべてのピースを持っているし、優勝候補だと思う。マーカス・スマートをトレードしなければならなかったが、チームのコアはそのままだ。テイタムとブラウンがあの若さで成功したことを考えてみてほしい。チャンピオン未経験で、あれだけ成功を収めている選手はそう多くない。イースタン・カンファレンス決勝に4回、NBAファイナルに1回出場している。まだ優勝できていないなかで、これだけ長い間(頂点への)扉を叩き続けているのは注目に値する」
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