「しかし2020-21シーズン、ヨキッチのチームはリーグ全体で5位(47勝25敗)だった。彼の成績は平均26点(26.4)、10リバウンド(10.8)、8アシスト(8.3)。どこが歴史的なんだ? ビッグマンがもう少しでシーズン・トリプルダブルを達成するところだったということで、MVPは彼に与えられた。それがこのストーリーの内容だ」
ヨキッチは、2020-21シーズンから3年連続でジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)とともに、MVPレースの1位、2位を占めてきた。21年はアリナスの言うように、ロバートソンとウエストブルックに続き、史上3人目の平均25点、10リバウンド、8アシスト以上を記録したことが評価されたと言える。
しかしアリナスは「2度目のMVP(2021-22シーズン)、彼のチームは10位タイ(48勝34敗)だった。そのなかで、平均27点(27.1)、13リバウンド(13.8)、8アシスト(7.9)。何が歴史的だったんだ?」と、ジャマール・マレー(全休)とマイケル・ポーターJr.(出場9試合)が不在だったなかで奮闘した22年に関しても疑問視している。
ポッドキャストにともに出演した元NFLスターのシャノン・シャープは、1962-63シーズンにウィルト・チェンバレンが平均44.8点、24.3リバウンドの成績でもMVPレースで7位(平均16.8点、23.6リバウンドのビル・ラッセルが受賞)、前年の61-62シーズンには平均50.4点、25.7リバウンドの怪物的スタッツでもチーム成績を理由に次点に甘んじた(同じく平均18.9点、23.6リバウンドのラッセルが受賞)例を列挙。
アリナスは「ヨキッチの過ちではない。彼は自分に投票できないからね」と語っていたが、4月5日時点でナゲッツはNBA全体3位(53勝24敗)。60勝16敗で首位を快走するセルティックスはともかく2位以下は団子状態だけに、MVP争いも熾烈を極めそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
ヨキッチは、2020-21シーズンから3年連続でジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)とともに、MVPレースの1位、2位を占めてきた。21年はアリナスの言うように、ロバートソンとウエストブルックに続き、史上3人目の平均25点、10リバウンド、8アシスト以上を記録したことが評価されたと言える。
しかしアリナスは「2度目のMVP(2021-22シーズン)、彼のチームは10位タイ(48勝34敗)だった。そのなかで、平均27点(27.1)、13リバウンド(13.8)、8アシスト(7.9)。何が歴史的だったんだ?」と、ジャマール・マレー(全休)とマイケル・ポーターJr.(出場9試合)が不在だったなかで奮闘した22年に関しても疑問視している。
ポッドキャストにともに出演した元NFLスターのシャノン・シャープは、1962-63シーズンにウィルト・チェンバレンが平均44.8点、24.3リバウンドの成績でもMVPレースで7位(平均16.8点、23.6リバウンドのビル・ラッセルが受賞)、前年の61-62シーズンには平均50.4点、25.7リバウンドの怪物的スタッツでもチーム成績を理由に次点に甘んじた(同じく平均18.9点、23.6リバウンドのラッセルが受賞)例を列挙。
アリナスは「ヨキッチの過ちではない。彼は自分に投票できないからね」と語っていたが、4月5日時点でナゲッツはNBA全体3位(53勝24敗)。60勝16敗で首位を快走するセルティックスはともかく2位以下は団子状態だけに、MVP争いも熾烈を極めそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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