今夏の最優先事項は完全FA(フリーエージェント)になるデリック・ジョーンズJr.との再契約。先発の一角を務めたウイングのストッパーを呼び戻すことができれば、ファイナル進出時のロスターをキープして来季に臨むことができる。
そうしたなか、ロスターのアップグレードを図るためにはトレードもオプションのひとつとなる。「マーベリックスは彼をトレードするかもしれないな」とコメントが入ると、ハーダウェイSr.はむしろ賛成とばかりにこうリアクションしていた。
「あぁそうだ。私たちは(息子が)輝く新たな機会を得ることを求めている。この状況は好ましくなかった。出て行く準備はできているよ」
ハーダウェイSr.は現役時代に“キラークロスオーバー”で知られたポイントガード。ゴールデンステイト・ウォリアーズやマイアミ・ヒートで活躍し、オールスターとオールNBAチームにそれぞれ5度名を連ねた男は、2022年にバスケットボール殿堂入りを飾っている。
息子に対する挑発的なコメントに、現役時代の闘争心に火が付いたのか、それとも契約最終年を迎える息子のキャリアを危惧していたのか、真偽は定かではない。現在このコメントは削除されているが、ハーダウェイJr.とマブズが来季に向けてどうなっていくかは気になるところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
そうしたなか、ロスターのアップグレードを図るためにはトレードもオプションのひとつとなる。「マーベリックスは彼をトレードするかもしれないな」とコメントが入ると、ハーダウェイSr.はむしろ賛成とばかりにこうリアクションしていた。
「あぁそうだ。私たちは(息子が)輝く新たな機会を得ることを求めている。この状況は好ましくなかった。出て行く準備はできているよ」
ハーダウェイSr.は現役時代に“キラークロスオーバー”で知られたポイントガード。ゴールデンステイト・ウォリアーズやマイアミ・ヒートで活躍し、オールスターとオールNBAチームにそれぞれ5度名を連ねた男は、2022年にバスケットボール殿堂入りを飾っている。
息子に対する挑発的なコメントに、現役時代の闘争心に火が付いたのか、それとも契約最終年を迎える息子のキャリアを危惧していたのか、真偽は定かではない。現在このコメントは削除されているが、ハーダウェイJr.とマブズが来季に向けてどうなっていくかは気になるところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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