20代前半の若き日にアイバーソンとデュオを組んだカーメロは、シクサーズを離れたことで新たなキャリアを踏み出すきっかけになったと考えているとの見解を述べた。

「デンバーに来て、毎日メディアのプレッシャーに悩まされる必要がなくなったという事実は彼にとって救いだった。そして、彼をプレッシャーから解放してあげるために俺が傍にいた。彼は純粋にバスケットボールをすることができた。それで状況は一変したんだ。彼は（汗を流すために）ジムにいた。おそらくフルタイムでは練習していなかったが、練習嫌いの彼がよりアクティブになった。彼がフィリーを離れていなかったら、ジムに行っていなかったかもしれない」
  　ナゲッツ退団後は成績も下降線を辿ったアイバーソンだが、トレードなどさまざまな経験をして、プレーヤーとしては大人となったのは間違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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