●ノア・ヴォンレイ
(2014年全体9位指名/ホーネッツ/PF/8年
362試合・4.7点・4.9R・0.7A)
●ケビン・ノックス
(2018年全体9位指名/ニックス/SF/6年
306試合・7.4点・2.9R・0.7A)
●スタンリー・ジョンソン
(2015年全体8位指名/ピストンズ/SF/8年
449試合・6.2点・3.1R・1.5A)
●フランク・カミンスキー
(2015年全体9位指名/ホーネッツ/C/8年
413試合・8.8点・3.8R・1.6A)
●ソン・メイカー
(2016年全体10位指名/バックス/C/5年
263試合・4.6点・2.8R・0.6A)
後半の5人は8~10位で指名され、いずれもスターにはなれずとも、脇役として5年以上はリーグに在籍した選手が並ぶ。
ヴォンレイは8年間で8球団に在籍した苦労人。ブレイザーズ(2015~18)やニックス(2018-19)では一時先発に定着したが長くは続かず、近年は中国で活躍を続けている。
名門ケンタッキー大出身のノックスは、ニックスでの1年目に出場75試合(先発57試合)、平均12.8点、4.5リバウンドと活躍。しかし2年目に大きく数字を落とし、4年目の途中にトレード。その後はピストンズやブレイザーズで短期的に才能の片鱗を見せたものの、結果的に1年目がピークとなっている。
ジョンソンとカミンスキーはともに2015年ドラフトの8位と9位指名。ジョンソンは今回取り上げられた中では最も多い出場数を記録。キャリア序盤に所属したピストンズでは通算3年半で平均7.1点をあげたものの、トレードされて以降はジャーニーマン化。ラプターズ(2019~21)やレイカーズ(2021-22)では高い守備力を評価されたが、シュート力の欠如が仇となって定着はしなかった。今季からはトルコの強豪アナドール・エフェスで再起を図る。
カミンスキーもホーネッツでの4年間で平均9.8点と戦力にはなったものの、大学時代(ウィスコンシン大)に全米最優秀選手に輝いた期待値は超えられず。2019年のサンズ移籍後もケガや安定感の欠如が原因で徐々に出番が減少し、昨季はNBAを離れてセルビアのパルチザンでプレーした。
最後のメイカーは南スーダン出身、オーストラリア代表としても活躍したビッグマン。バックスではヤニス・アデトクンボとともに球団の未来を担う存在として多くのチャンスを与えられたが、3年間で平均4.5点と芽が出ず。2021年からはイスラエルや中国を転々とし、昨季からはレバノンで躍動している。
プロ入り前にどれだけ期待をかけられていても、決して将来が保証されているわけではない。思わぬケガや出場機会の有無、所属チームやコーチとの相性など、立ちはだかる壁は様々だ。改めて、第一線で活躍を続ける八村や、ドラフト外から6年間を生き抜いた渡邊雄太の凄さが分かるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
(2014年全体9位指名/ホーネッツ/PF/8年
362試合・4.7点・4.9R・0.7A)
●ケビン・ノックス
(2018年全体9位指名/ニックス/SF/6年
306試合・7.4点・2.9R・0.7A)
●スタンリー・ジョンソン
(2015年全体8位指名/ピストンズ/SF/8年
449試合・6.2点・3.1R・1.5A)
●フランク・カミンスキー
(2015年全体9位指名/ホーネッツ/C/8年
413試合・8.8点・3.8R・1.6A)
●ソン・メイカー
(2016年全体10位指名/バックス/C/5年
263試合・4.6点・2.8R・0.6A)
後半の5人は8~10位で指名され、いずれもスターにはなれずとも、脇役として5年以上はリーグに在籍した選手が並ぶ。
ヴォンレイは8年間で8球団に在籍した苦労人。ブレイザーズ(2015~18)やニックス(2018-19)では一時先発に定着したが長くは続かず、近年は中国で活躍を続けている。
名門ケンタッキー大出身のノックスは、ニックスでの1年目に出場75試合(先発57試合)、平均12.8点、4.5リバウンドと活躍。しかし2年目に大きく数字を落とし、4年目の途中にトレード。その後はピストンズやブレイザーズで短期的に才能の片鱗を見せたものの、結果的に1年目がピークとなっている。
ジョンソンとカミンスキーはともに2015年ドラフトの8位と9位指名。ジョンソンは今回取り上げられた中では最も多い出場数を記録。キャリア序盤に所属したピストンズでは通算3年半で平均7.1点をあげたものの、トレードされて以降はジャーニーマン化。ラプターズ(2019~21)やレイカーズ(2021-22)では高い守備力を評価されたが、シュート力の欠如が仇となって定着はしなかった。今季からはトルコの強豪アナドール・エフェスで再起を図る。
カミンスキーもホーネッツでの4年間で平均9.8点と戦力にはなったものの、大学時代(ウィスコンシン大)に全米最優秀選手に輝いた期待値は超えられず。2019年のサンズ移籍後もケガや安定感の欠如が原因で徐々に出番が減少し、昨季はNBAを離れてセルビアのパルチザンでプレーした。
最後のメイカーは南スーダン出身、オーストラリア代表としても活躍したビッグマン。バックスではヤニス・アデトクンボとともに球団の未来を担う存在として多くのチャンスを与えられたが、3年間で平均4.5点と芽が出ず。2021年からはイスラエルや中国を転々とし、昨季からはレバノンで躍動している。
プロ入り前にどれだけ期待をかけられていても、決して将来が保証されているわけではない。思わぬケガや出場機会の有無、所属チームやコーチとの相性など、立ちはだかる壁は様々だ。改めて、第一線で活躍を続ける八村や、ドラフト外から6年間を生き抜いた渡邊雄太の凄さが分かるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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