ウィザーズはこの試合前にＣＪ・マイルズを解雇し、ビッグマンのアンジェス・パセチニクスと本契約を締結。さらに１月５日に解雇したジョナサン・ウィリアムズと２ＷＡＹ契約を結び、今後に向けてフロントコート陣の強化に動いている。

　主力で現在も離脱中なのは、モリッツ・ヴァグナーと八村塁。彼らは１月下旬の戦列復帰が予想されている。
  　八村は13日のチーム練習に合流しており、ウエイトトレーニングも実施。当初はシカゴ・ブルズ、トロント・ラプターズと戦う15、17日のアウェー２連戦には帯同しないとブルックスＨＣが語っていたが、状況は好転している。

　13日の練習後に指揮官は「だいぶ楽に歩けるようになっている。明日からの遠征に帯同することになりそうだ。そこでリハビリを続けながら、チームについて、選手やコーチたちとフィルムスタディをして引き続き学んでほしい」と八村について言及。復帰する日は着々と近づいていると言っていいだろう。

文●秋山裕之（フリーライター）