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NBA

バスケ大好き芸人・田村裕が語るNBAプレーオフ「ファイナルは因縁とかストーリーもあるけど、新しいカードが観たい」<WOWOWインタビュー>

ダンクシュート編集部

2025.04.26

田村氏は、レイカーズが上手く機能している時は八村が良い仕事をしていると語る。(C)Getty Images

田村氏は、レイカーズが上手く機能している時は八村が良い仕事をしていると語る。(C)Getty Images

――田村さんのNBAプレーオフの楽しみ方を教えてください。

田村:本来ならレギュラーシーズンからずっと観てもらえたら、どれだけプレーオフが特別なのか伝わると思うんです。NBA選手にとって、NBAを目指す人たちにとって、あの舞台がどれだけ輝かしくて、どれだけ本気を出す場所かっていうのが。

 もちろんオリンピックとかワールドカップもあって、それぞれに感動はあるんですけど、やっぱり僕の中ではNBAのプレーオフが一番熱いと思っています。世界中から集まった超人たちが、魂削って戦うんですから。この魅力は、ほんまに観てほしいです。

――プレーオフで田村さんイチ押しの選手を教えてください。

田村:八村塁選手(レイカーズ)はもちろんやけど、僕が注目しているのは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー)ですね。今季のシーズンMVPにも届きそうなくらい活躍している選手で、日本人選手にも参考になるプレースタイルやと思う。だからこそ、たくさんの人に観てもらいたいし、保護者の方が観て、子どもたちとNBAの話をできるようになったら、ちょっとマウント取れるかもしれませんよ(笑)。
 
 もう1人、気になるのがジャ・モラント(グリズリーズ)。能力がとにかく高くて、昔のデリック・ローズを思わせるって言われていますけど、僕の中ではもうローズを超えているんちゃうかなって感じる部分もあるんです。試合を支配する力で言えばローズやけど、モラントの“型にはまらない”感じとか、一瞬のイメージの柔らかさとかね。河村勇輝選手の兄貴分みたいな存在やし、本人もどんどん大人になってきている。まだまだ伸びしろがある選手やと思います。彼は観ていて、ほんまに面白い。

――八村選手はどうでしょう? ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズとの連携など、チームにもかなりフィットしてきていると思います。

田村:レブロンとドンチッチがうまく回っている時って、八村選手がええ仕事しているんですよ。本来なら、レブロンやドンチッチが中心になって、それにいろんな選手が合わせて動くってのが普通やけど、実は八村選手を中心に、レブロンやドンチッチ、オースティン・リーブスらが動いているんちゃうか? って思う時間帯があるんですよね。それを日本人がやっているっていうのが、もうとんでもないことなんです。
 
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