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NBA

「金は全部くれ。優勝したいなら贅沢税を払え』って感じ」レイカーズ残留を決めたレブロンの意図をアリナスが推察<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.07.06

 結局のところ、同じお金を巡って争っている。オーナーたちは贅沢税を払いたくない。自分の利益をすべて手にいれたい。だから、(選手に)犠牲になってもらいたいんだ」

 さらにアリナスはこう続けた。

「減俸はオーナーと選手間の問題だ。オーナーが勝ちたいなら『利益は気にしない』と言うだろう。けれど、オーナーはそれを受け入れたくない。だから『勝ちたくないのか?』と(選手に減俸を受け入れるよう)プレッシャーをかけるんだ。ファンはそう考えるだろう。

 コビー(ブライアント)は一度も減俸を受け入れなかった。シャック(シャキール・オニール)が去った時、彼はチーム側がMAX額を提示しなかったため、トレードを要求した。彼は1億5000万ドル(約218億円)を要求した。だから今回のレブロンの場合は『俺の金を全部くれ。優勝したいなら贅沢税を払え』って感じだ」
 
 NBAは現地時間6月30日(日本時間7月1日)、2025-26シーズンのサラリーキャップを1億5464万7000ドル(約224億5000万円)に設定したと発表。

 ラグジュアリータックスが課されるタックスレベルは1億8780万5000ドル(約272億7000万円)、例外条項などの制限を定める基準額はファースト・エプロンレベルは1億9594万5000ドル(約284億5000万円)、セカンド・エプロンレベルは2億782万4000ドル(約301億8000万円)となった。

 レブロンとルカ・ドンチッチという高額年俸のスーパースターを抱えるレイカーズは、ファースト・エプロンを下回ることができれば補強の幅も広がる。はたして、レブロンのプレーヤーオプション行使はチーム作りにどのような影響をもたらすだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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