ちなみに、今回の入札においては、すでにユーロリーグに参戦しているクラブも参加しているのは明白であるものの、具体的にどこのクラブであるかは明かされていない。
ただ、トニー・パーカー(元スパーズほか)がオーナーを務めるリヨンのアスヴェルに関しては、パーカー自身が前々からNBAヨーロッパ参戦の意思を表明していたため、ほぼ確実だ。
そうしたなか、ここへ来て加速しているのは、NBAヨーロッパとユーロリーグの合体の可能性だ。その背景には、今年初頭にユーロリーグのCEOへチュス・ブエノ氏が就任したことが挙げられる。
バルセロナなどでプレーした経歴を持つスペイン出身のブエノ氏は、現役引退後はスペイン代表チームのエグゼクティブ・ディレクターなどを歴任。その後NBAのフロントオフィスのメンバーとなり、欧州・中東・アフリカ担当の副社長として現コミッショナーのアダム・シルバーと同僚関係にあった。
つまり今回のブエノ氏の就任で、ユーロリーグとNBAとの距離はぐっと縮まったのだ。
近々会談が予定されていて、そこで具体的な決定がなされるのではと欧州バスケ界は大きな興味をとともに進展を見守っている。
現在噂されている青写真は、NBAヨーロッパの12クラブ、ユーロリーグから既存の欧州トップレベルの12クラブが参戦する24チーム体制とすること。ユーロリーグの永久ライセンスを保持しているのは現在13クラブで、そのうちひとつは現在、戦争を理由に除外されているCSKAモスクワであるから頭数は合うが、NBAが挙げた開催都市が被る場合はアレンジなどの調整も考えられる。
そうなると、NBAヨーロッパを初期段階から支援してきた国際バスケットボール連盟(FIBA)とユーロリーグが手を組むことにもなる。長く敵対関係にあった両者が一枚岩になるという点でも、これは欧州バスケ界にとって歴史的な出来事だ。
今後は、入札内容を精査した後にリストを絞り込み、その上でNBA側が求める最終条件を提示して、そこへ向けての拘束力のある入札(Binding Bids)を行なう。そしてNBA理事会での承認を経て、正式にオーナーが決定という運びとなる。
まだまだ先の話のように思われたが、2027年といえばもう来年。NBAヨーロッパなる新たなリーグは、ここから加速度的に具体化していきそうだ。
文●小川由紀子
【画像】シャック、アイバーソン、コビー、レブロン、カリー、ヨキッチ…2000年以降のMVPを受賞当時の写真で一挙振り返り!
ただ、トニー・パーカー(元スパーズほか)がオーナーを務めるリヨンのアスヴェルに関しては、パーカー自身が前々からNBAヨーロッパ参戦の意思を表明していたため、ほぼ確実だ。
そうしたなか、ここへ来て加速しているのは、NBAヨーロッパとユーロリーグの合体の可能性だ。その背景には、今年初頭にユーロリーグのCEOへチュス・ブエノ氏が就任したことが挙げられる。
バルセロナなどでプレーした経歴を持つスペイン出身のブエノ氏は、現役引退後はスペイン代表チームのエグゼクティブ・ディレクターなどを歴任。その後NBAのフロントオフィスのメンバーとなり、欧州・中東・アフリカ担当の副社長として現コミッショナーのアダム・シルバーと同僚関係にあった。
つまり今回のブエノ氏の就任で、ユーロリーグとNBAとの距離はぐっと縮まったのだ。
近々会談が予定されていて、そこで具体的な決定がなされるのではと欧州バスケ界は大きな興味をとともに進展を見守っている。
現在噂されている青写真は、NBAヨーロッパの12クラブ、ユーロリーグから既存の欧州トップレベルの12クラブが参戦する24チーム体制とすること。ユーロリーグの永久ライセンスを保持しているのは現在13クラブで、そのうちひとつは現在、戦争を理由に除外されているCSKAモスクワであるから頭数は合うが、NBAが挙げた開催都市が被る場合はアレンジなどの調整も考えられる。
そうなると、NBAヨーロッパを初期段階から支援してきた国際バスケットボール連盟(FIBA)とユーロリーグが手を組むことにもなる。長く敵対関係にあった両者が一枚岩になるという点でも、これは欧州バスケ界にとって歴史的な出来事だ。
今後は、入札内容を精査した後にリストを絞り込み、その上でNBA側が求める最終条件を提示して、そこへ向けての拘束力のある入札(Binding Bids)を行なう。そしてNBA理事会での承認を経て、正式にオーナーが決定という運びとなる。
まだまだ先の話のように思われたが、2027年といえばもう来年。NBAヨーロッパなる新たなリーグは、ここから加速度的に具体化していきそうだ。
文●小川由紀子
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