【センター】
アーティス・ギルモア
1949年9月21日生。218cm・109kg。
在籍期間:7シーズン(1976~1982年、87~88年)
チームが6度の優勝を果たした90年代、NBAはアキ―ム・オラジュワンやシャキール・オニール、パトリック・ユーイングなど、センター全盛の時代だった。しかし、前述の通りブルズはジョーダンとピッペンのチーム。前期のビル・カートライト、後期のルーク・ロングリーはPGと同様に脇役だった。
ギルモアは1976-82、87-88シーズンの2度にわたってブルズに在籍し、通算4度のオールスターに選ばれた往年の名センターだ。ブルズでは平均19.3点、11.1リバウンドという優れた成績を残し、フィールドゴール成功率58.7%という効率の良さも魅力。身長218cmの巨漢ながら、特に1976-82シーズンの第一次在籍期は1979-80シーズン以外すべての年で全試合出場という耐久力も特筆されてしかるべきだ。
近年のブルズのセンターでは、ローズが中心となった時代のチームをゴール周辺で支えたジョアキム・ノアのディフェンス、リーダーシップも捨て難い。しかし、そんなノアの総合力も、やはり“A-トレイン”と称されたギルモアの生産性の高さには及ぶまい。
文●杉浦大介
【PHOTO】引退後もその影響力は絶大!NBAの頂点に君臨するバスケットボールの”神様”マイケル・ジョーダン特集
アーティス・ギルモア
1949年9月21日生。218cm・109kg。
在籍期間:7シーズン(1976~1982年、87~88年)
チームが6度の優勝を果たした90年代、NBAはアキ―ム・オラジュワンやシャキール・オニール、パトリック・ユーイングなど、センター全盛の時代だった。しかし、前述の通りブルズはジョーダンとピッペンのチーム。前期のビル・カートライト、後期のルーク・ロングリーはPGと同様に脇役だった。
ギルモアは1976-82、87-88シーズンの2度にわたってブルズに在籍し、通算4度のオールスターに選ばれた往年の名センターだ。ブルズでは平均19.3点、11.1リバウンドという優れた成績を残し、フィールドゴール成功率58.7%という効率の良さも魅力。身長218cmの巨漢ながら、特に1976-82シーズンの第一次在籍期は1979-80シーズン以外すべての年で全試合出場という耐久力も特筆されてしかるべきだ。
近年のブルズのセンターでは、ローズが中心となった時代のチームをゴール周辺で支えたジョアキム・ノアのディフェンス、リーダーシップも捨て難い。しかし、そんなノアの総合力も、やはり“A-トレイン”と称されたギルモアの生産性の高さには及ぶまい。
文●杉浦大介
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