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NBA

現地記者が激論!リーグ最高勝率を記録するバックスを倒す可能性があるチームは…【2020プレーオフ座談会:イースト/前編】

杉浦大介

2020.05.25

エンビード(左)とシモンズ(右)の2枚看板を筆頭にタレントは揃っているシクサーズだが、シェリダン氏はクローザーの不在を指摘した。(C)Getty Images

エンビード(左)とシモンズ(右)の2枚看板を筆頭にタレントは揃っているシクサーズだが、シェリダン氏はクローザーの不在を指摘した。(C)Getty Images

杉浦:今季に関しては、セルティックスはサイズ不足だからシクサーズやバックスが相手だと厳しい気もするけど。 

シェリダン: 確かに主力ビッグマンがエネス・カンター、ダニエル・タイス、グラント・ウィリアムズでは厳しいな。
杉浦:2人ともイーストのトップ4がバックス、ラプターズ、ヒート、セルティックスというのは同意かな?この4強に割り込んでくるチームがあるとすれば、やはりシクサーズ? 

シェリダン:シクサーズはベン・シモンズ、ジョエル・エンビードが故障に悩まされてきたし、ケミストリーがなく、シュート力も不足している。ジョシュ・リチャードソンは良い選手だが、ピュアシューターではない。昨季は試合終盤にジミー・バトラーが切り札になったが、今季のチームにはそういったクローザーがいないのは致命的だ。

スプラング:タレントは豊富にいるから、ケミストリー次第だよね。戦力だけを見ると、ファイナルに進んでも不思議はないよ。今季加入してやや期待を裏切っているアル・ホーフォードが彼らしいプレーをすることも重要になりそうだ。 

(後編へ続く)


文●杉浦大介

【座談会参加メンバー】
杉浦大介/すぎうらだいすけ
ニューヨークを拠点にフリーランスのスポーツライターとして活動。NBA以外にもMLB、NFL、ボクシングを中心に精力的な取材・執筆を行なう。

クリス・シェリダン/Chris SHERIDAN
元AP、ESPNの記者で、現在はスポーツ・ギャンブルサイトのGet More Sportsで健筆を振るうベテランライター。

シュロモ・スプラング/Shlomo SPRUNG
ニューヨーク在住のスポーツライター。主に経済誌フォーブスでNBAの記事を執筆する。

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