7月5日、ラスベガスのトーマス&マック・センター。ウィリアムソンのサマーリーグデビュー戦をこの目で観るために、実に1万7500人もの大観衆が集結。しかしこの試合でザイオンはヒザを軽く痛め、翌日からのゲームには出場しないことが発表されると、以降のアリーナは閑古鳥が鳴いていた。こういったエピソードも、〝選ばれし男〞と称されたレブロンがデビューした当時のことをまさに思い起こさせる。
新時代の幕開けは、もう間近まで迫っている。アメリカのスポーツ界に満ち溢れているハイプ(誇大宣伝)も、今回ばかりは間違いではないのかもしれない。ザイオンの行く先に、NBAの未来がうっすらと見えてくるようでもある。
文●杉浦大介
※『ダンクシュート』2019年9月号より転載。
新時代の幕開けは、もう間近まで迫っている。アメリカのスポーツ界に満ち溢れているハイプ(誇大宣伝)も、今回ばかりは間違いではないのかもしれない。ザイオンの行く先に、NBAの未来がうっすらと見えてくるようでもある。
文●杉浦大介
※『ダンクシュート』2019年9月号より転載。