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NBA

【欧州ドラフト候補生チェック】“18歳の器をはるかに超える”トルコバスケ界の逸材、アルペラン・センギュン<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2021.07.04

「常に年長の選手とトレーニングしていたことで、飛躍的に成長できたと感じた。TBLでの最初はもの凄くハードだったよ。でも時間とともにリズムを掴めるようになって、自分自身にも自信が持てるようになったんだ」と、彼自身も手応えを語った。

 国内最高峰のスーパーリーグに初参戦した昨シーズンは平均5点、3.9リバウンドにとどまったが、2010年にはアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)や、2011年のロックアウト中にはデロン・ウィリアムズ(元ユタ・ジャズほか)も在籍したベシクタシュに移籍した2年目の今季は、前述のとおりMVP級の活躍。さらに昨年はバスケットボール・チャンピオンズリーグ、今季はFIBAヨーロッパカップと国際マッチも経験した。FIBAヨーロッパカップはグループリーグの3戦のみで敗退となったが、そのすべてでチームハイの評価点を出すなど、国際試合でもチームを牽引できるリーダーシップは、18歳の器をはるかに超えている。

 トルコ代表でも、いまや完全に主力の一員となり、ユーロバスケット予選ではバックコートのシェーン・ラーキンとともに出場権獲得に大きく貢献した。
 
 今シーズンのフィールドゴール成功率は64.6%、フリースローは81.2% 。決して悪い数字ではないが、本人は「シュートに恐怖心があった」と語っている。

「どうしても気持ちが昂ってしまい、その状態で打つと外す。でもいまはコントロールできるようになってきたよ」

 フリースローラインに立った彼が、ボールに向かって呪文を唱えるのもお馴染みの光景に。「これは凄く大事な1本だ。だから絶対に決めなきゃいけないんだ」と、自分に“おまじない”を唱えているらしいが、だいたいいつもそれで10秒ほど消費しているため、チームメイトからは、このルーティーンを変えるよう言われているそうだ。

「シーズン中はプレーに集中したい」という理由から、NBAについてはコメントを避けていたセンギュンだが、シーズンMVPに選出されたのとほぼ同じタイミングでドラフトエントリーを発表。
 
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