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NBA

八村塁の存在が「他国との大きな違い」。アメリカや中国で苦戦するNBAが日本マーケットに熱視線

秋山裕之

2019.12.22

八村(右)、渡邊(中央)、馬場(左)といった選手の存在に加え、東京五輪など今後開催されるイベントも日本のマーケットの大きな魅力だ。(C)Getty Images

八村(右)、渡邊(中央)、馬場(左)といった選手の存在に加え、東京五輪など今後開催されるイベントも日本のマーケットの大きな魅力だ。(C)Getty Images

「日本におけるNBAのビジネス面の成長については、非常に楽観的に捉えている。というのも、八村と渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)の存在が非常にエキサイティングだし、来年は日本でオリンピックも開催されるからだ。さらに2023年には、FIBAワールドカップ(予選ラウンドがフィリピン、日本の沖縄市、インドネシアによる3か国で開催される)も日本で行なわれる。このように選手という面だけでなく、様々なイベントの面から見ても、日本でバスケットボール、そしてNBAが今後伸びていくことについて非常に楽観的に考えている」
 
 八村、渡邊に加えて、今季から馬場雄大もダラス・マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズ(Gリーグ)でプレー。今後も日本人NBA選手が増えていく期待は高まるばかりだ。

 日本人初のNBA選手となった田臥勇太(現宇都宮ブレックス)、また昨季デビューした渡邊が日本とNBAの大きな懸け橋となった。そしてそれを渡った八村は、両者をビジネス面で大きく成長させる存在となる可能性を、十二分に秘めていると言っていいだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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