■ビジネスの面においても大成功を収めた96年組
1996年組の何人かは、NBAの歴史に大きな足跡を残し、記録の上でも記憶の上でも、とてつもなく大きなインパクトをもたらした。1996年組がNBAに残した偉大な功績の数々は、それこそ枚挙にいとまがない。主だったものを抜き出してみよう(2巡目指名も含む)。
・優勝/9人(計19回)
・シーズンMVP/3人(計4回)
・オールスター選出/10人(計64回)
・オールスターMVP/2人(計6回)
・オールNBA1stチーム/3人(計17回)
・最優秀守備選手賞/1人(計1回)
・オールディフェンシブ1stチーム/2人(計11回)
また、1996年組の主要選手たちは、ビジネスの面においても大成功を収めている。スポーツ選手の契約を扱うウェブサイト『spotrac』によると、2019-20シーズンを含めたNBA選手の生涯サラリー額トップ50に、1996年組から5人がランクインしている。これは2001年組(6人)に次いで2位。時代とともにサラリーは増加の一途を辿っており、データとしては参考程度にしかならないが、1996年組からいかに多くの大物選手が誕生したかを如実に物語っていると言えよう。
これだけ豪華なタレントが特定の年に集結したのは、ちょっとした奇跡のように思える。特にガード陣の充実ぶりは凄まじく、ガードという括りだけで比較すれば、ジョーダンやストックトンを輩出した1984年組に匹敵するか、見方によっては凌駕しているかもしれない。
2047年にNBA設立100周年の記念イベントで“100人の偉大な選手”が発表されるとしたら、華の1996年組からコビー、アイバーソン、ナッシュ、アレンの4選手はきっと選ばれることだろう。その時、奇跡の1996年組に改めてスポットライトが当てられるはずだ。
文●大井成義
【PHOTO】美女揃い!妖艶ダンスで人々を魅了するNBAのチアリーダー特集!
※『ダンクシュート』2015年9月号より加筆・修正。
1996年組の何人かは、NBAの歴史に大きな足跡を残し、記録の上でも記憶の上でも、とてつもなく大きなインパクトをもたらした。1996年組がNBAに残した偉大な功績の数々は、それこそ枚挙にいとまがない。主だったものを抜き出してみよう(2巡目指名も含む)。
・優勝/9人(計19回)
・シーズンMVP/3人(計4回)
・オールスター選出/10人(計64回)
・オールスターMVP/2人(計6回)
・オールNBA1stチーム/3人(計17回)
・最優秀守備選手賞/1人(計1回)
・オールディフェンシブ1stチーム/2人(計11回)
また、1996年組の主要選手たちは、ビジネスの面においても大成功を収めている。スポーツ選手の契約を扱うウェブサイト『spotrac』によると、2019-20シーズンを含めたNBA選手の生涯サラリー額トップ50に、1996年組から5人がランクインしている。これは2001年組(6人)に次いで2位。時代とともにサラリーは増加の一途を辿っており、データとしては参考程度にしかならないが、1996年組からいかに多くの大物選手が誕生したかを如実に物語っていると言えよう。
これだけ豪華なタレントが特定の年に集結したのは、ちょっとした奇跡のように思える。特にガード陣の充実ぶりは凄まじく、ガードという括りだけで比較すれば、ジョーダンやストックトンを輩出した1984年組に匹敵するか、見方によっては凌駕しているかもしれない。
2047年にNBA設立100周年の記念イベントで“100人の偉大な選手”が発表されるとしたら、華の1996年組からコビー、アイバーソン、ナッシュ、アレンの4選手はきっと選ばれることだろう。その時、奇跡の1996年組に改めてスポットライトが当てられるはずだ。
文●大井成義
【PHOTO】美女揃い!妖艶ダンスで人々を魅了するNBAのチアリーダー特集!
※『ダンクシュート』2015年9月号より加筆・修正。