先週末の欧州主要リーグでは、フランクフルトの堂安律がブンデスリーガ第2節ホッフェンハイム戦(3-1)で2ゴール・1アシストの大活躍を見せ、フェイエノールトの上田綺世もエールディビジ第4節スパルタ・ロッテルダム戦で2得点を記録し、4-0の大勝に大きな貢献を果たしている。
他にもゴールやアシストといった結果を残した選手では、アヤックスの板倉滉がエールディビジ第4節のフォレンダム戦(1-1)で61分にCKからボウト・ベグホルストがフリックしたボールをダイレクトボレーで合わせて同点に! オランダの日刊紙『De Telegraaf』からは「アヤックスのベストプレーヤー」と評され、データ専門サイト『FOTMOB』は10点満点の採点で両チーム最高の「8.0」をこの日本代表CBに与え、この試合の「最優秀選手」にも選定した。
新天地デビューを果たした2節ゴー・アヘッド・イーグルス戦で足が痙攣し、次戦を欠場した板倉は、勝点1をもたらす重要な仕事を果たした。しかし、一方で前半の失点のシーンでは不運な形で絡んでいた。チーム自体が昇格組相手に苦戦を強いられて現地メディアから酷評される中、元オランダ代表MFのラファエル・ファン・デル・ファールトは「板倉は素晴らしい補強であったと示す必要がある。まだその兆候は見えない」と、厳しい見解を示している(オランダの公共放送「NOS」より)。
一方、フランス・リーグアンでは、モナコの南野拓実がストラスブール戦で85分から交代出場し、アディショナルタイム6分にマグネス・アクリウシュのクロスをダイビングヘッドで合わせて、3-2の劇的勝利におけるヒーローとなった。
同国の日刊紙『LE FIGARO』は、「0-2から追いつき、さらにリードを奪おうと攻勢に出たストラスブールの勝利への望みを、アクリウシュの絶妙なパスを頭で決めた南野が打ち砕いていみせた」と伝え、この日本人アタッカーの今季初得点の重要性を強調している。
アシストでチームの今季初勝利に貢献したのが三笘薫で、強敵マンチェスター・シティを本拠地アメックスに迎えたプレミアリーグ第3節で、1-1で迎えた89分、日本代表アタッカーのスルーパスを受けたブラヤン・グルダがペナルティーエリアに進入。巧みな個人技から逆転ゴールを決めて、今季の通算成績を1勝1分け1敗とした。
前半に惜しいシュートを放ち、カウンターで相手に脅威を与える場面もあった左ウィンガーについて、ブライトンの地元総合メディア『Sussex World』は「7」という及第点以上の採点を与えた。しかし、「三笘の出来は、良いものと悪いものが入り混じった内容だった。随所にその実力を感じさせる瞬間はあったが、現時点では最終的な結果が伴っていない」と、ネガティブな点にも言及している。
同じプレミアリーグでは、クリスタル・パレスがアストン・ビラを敵地で3-0で下し、鎌田大地はチームの2ゴールに関与。まず20分にジャン=フィリップ・マテタの縦パスで抜け出して倒され、先制点に繋がるPKを獲得(得点者はマテタ)。さらに68分には敵陣深くで相手守備陣のパスをカットしてマルク・グエイに繋ぎ、彼の鮮やかなシュートを引き出した。
英国の日刊紙『The Guardian』による「試合の流れを決定づけたのはマテタのPK。これはオランダ人GKマルコ・ビゾットに鎌田が倒されて得たものだ」との記述は、この日本人MFの果たした仕事の重要さを示している。そして採点では、『Daily Mail』紙が「6.5」、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は全体2番目タイとなる「8」を、それぞれ鎌田に付与している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】鎌田大地が2ゴールに関与!パレスが敵地でアストン・ビラに3-0快勝!
他にもゴールやアシストといった結果を残した選手では、アヤックスの板倉滉がエールディビジ第4節のフォレンダム戦(1-1)で61分にCKからボウト・ベグホルストがフリックしたボールをダイレクトボレーで合わせて同点に! オランダの日刊紙『De Telegraaf』からは「アヤックスのベストプレーヤー」と評され、データ専門サイト『FOTMOB』は10点満点の採点で両チーム最高の「8.0」をこの日本代表CBに与え、この試合の「最優秀選手」にも選定した。
新天地デビューを果たした2節ゴー・アヘッド・イーグルス戦で足が痙攣し、次戦を欠場した板倉は、勝点1をもたらす重要な仕事を果たした。しかし、一方で前半の失点のシーンでは不運な形で絡んでいた。チーム自体が昇格組相手に苦戦を強いられて現地メディアから酷評される中、元オランダ代表MFのラファエル・ファン・デル・ファールトは「板倉は素晴らしい補強であったと示す必要がある。まだその兆候は見えない」と、厳しい見解を示している(オランダの公共放送「NOS」より)。
一方、フランス・リーグアンでは、モナコの南野拓実がストラスブール戦で85分から交代出場し、アディショナルタイム6分にマグネス・アクリウシュのクロスをダイビングヘッドで合わせて、3-2の劇的勝利におけるヒーローとなった。
同国の日刊紙『LE FIGARO』は、「0-2から追いつき、さらにリードを奪おうと攻勢に出たストラスブールの勝利への望みを、アクリウシュの絶妙なパスを頭で決めた南野が打ち砕いていみせた」と伝え、この日本人アタッカーの今季初得点の重要性を強調している。
アシストでチームの今季初勝利に貢献したのが三笘薫で、強敵マンチェスター・シティを本拠地アメックスに迎えたプレミアリーグ第3節で、1-1で迎えた89分、日本代表アタッカーのスルーパスを受けたブラヤン・グルダがペナルティーエリアに進入。巧みな個人技から逆転ゴールを決めて、今季の通算成績を1勝1分け1敗とした。
前半に惜しいシュートを放ち、カウンターで相手に脅威を与える場面もあった左ウィンガーについて、ブライトンの地元総合メディア『Sussex World』は「7」という及第点以上の採点を与えた。しかし、「三笘の出来は、良いものと悪いものが入り混じった内容だった。随所にその実力を感じさせる瞬間はあったが、現時点では最終的な結果が伴っていない」と、ネガティブな点にも言及している。
同じプレミアリーグでは、クリスタル・パレスがアストン・ビラを敵地で3-0で下し、鎌田大地はチームの2ゴールに関与。まず20分にジャン=フィリップ・マテタの縦パスで抜け出して倒され、先制点に繋がるPKを獲得(得点者はマテタ)。さらに68分には敵陣深くで相手守備陣のパスをカットしてマルク・グエイに繋ぎ、彼の鮮やかなシュートを引き出した。
英国の日刊紙『The Guardian』による「試合の流れを決定づけたのはマテタのPK。これはオランダ人GKマルコ・ビゾットに鎌田が倒されて得たものだ」との記述は、この日本人MFの果たした仕事の重要さを示している。そして採点では、『Daily Mail』紙が「6.5」、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は全体2番目タイとなる「8」を、それぞれ鎌田に付与している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】鎌田大地が2ゴールに関与!パレスが敵地でアストン・ビラに3-0快勝!