フェイエノールトはオランダ・エールディビジ第4節でスパルタ・ロッテルダムに4-0の大勝を収めて開幕3連勝(消化試合が1試合少ないため)を飾ったが、ここまで2戦連続得点の上田綺世は、この試合でも2ゴールの活躍を披露した。
敵地での一戦、フェイエノールトはまずCKのクリアボールをジョーダン・ボスが鮮やかなダイレクトボレーでゴール左隅に突き刺して先制。後半開始直後にはゴール前でボールを受けた上田が素早い反転でマーカーを振り切り、倒れながらのシュートで追加点を挙げる。さらに日本代表FWは65分にも、相手GKがセーブしたところを詰めて3点目。主導権を握り続けたアウェーチームは、後半アディショナルタイムにもクインテン・ティンバーがダメ押しゴールを決めた。
ここまで全試合得点を維持し、今季通算4ゴールとした上田は、76分の交代までにボールタッチ26回、シュート3回(枠内2回、ブロック1回)、パス13回(成功11回)、ドリブル3回(成功1回)、インターセプト1回、ボール奪取3回、地上デュエル4回(勝利2回)、空中デュエル4回(勝利3回)、被ファウル1回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
49分には敵陣で突破を試みた際にマーカーのブルーノ・マルティンス・インディのファウル(ユニフォームを引っ張る)を誘発。これが即レッドカードとなったことで、フェイエノールトを数的優位に導いたという意味でも、上田はこの一戦で大きな仕事を果たしたと言える。
クラブの公式サイトで「フェイエノールトの主役は上田であり、彼は2ゴールを挙げ、開幕から3試合で計4得点を記録した」と称賛された背番号9に対しては、メディアも高評価だ。前出の『FOTMOB』は10点満点の採点で「9.0」の最高点を与えて「最優秀選手」に選出している。
日刊紙『De Telegraaf』は「上田がゴールを量産」と伝え、「フェイエノールトで最も際立った存在」と評し、サッカー専門メディア『Voetbal Primeur』は「ベストイレブン」のひとりにこのストライカーの名を挙げ、「日本人FWはフェイエノールトでますます調子を上げている」と寸評し、以下のように続けた。
「彼はストライカーらしい2ゴールを決め、ダービーマッチでの4-0の勝利に大きく貢献した。フェイエノールトは移籍市場の最終盤で新たなストライカーの補強を望んでいるが、上田の活躍によって、『果たして本当にそれが必要なのか?』という疑問が浮かび上がっている」
なお、同メディアはフェイエノールトの最終ラインを支え、クリーンシート達成に大きく貢献した渡辺剛もこの「11傑」に選定。「スパルタはトビアス・ラウリッツェンをターゲットに、空中戦でフェイエノールトを脅かそうとしたが、それは一度として成功しなかった。渡辺の存在があったからだ。アネル・アフメドホジッチとコンビを組んだ日本人DFは、ラウリッツェンを完全に封じ込めた。ロッテルダムでは、もはやダービド・ハンツコ(今夏にアトレティコ・マドリーに移籍)の話題は出ない」とし、渡辺の活躍にもスポットを当てている。
敵地での一戦、フェイエノールトはまずCKのクリアボールをジョーダン・ボスが鮮やかなダイレクトボレーでゴール左隅に突き刺して先制。後半開始直後にはゴール前でボールを受けた上田が素早い反転でマーカーを振り切り、倒れながらのシュートで追加点を挙げる。さらに日本代表FWは65分にも、相手GKがセーブしたところを詰めて3点目。主導権を握り続けたアウェーチームは、後半アディショナルタイムにもクインテン・ティンバーがダメ押しゴールを決めた。
ここまで全試合得点を維持し、今季通算4ゴールとした上田は、76分の交代までにボールタッチ26回、シュート3回(枠内2回、ブロック1回)、パス13回(成功11回)、ドリブル3回(成功1回)、インターセプト1回、ボール奪取3回、地上デュエル4回(勝利2回)、空中デュエル4回(勝利3回)、被ファウル1回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
49分には敵陣で突破を試みた際にマーカーのブルーノ・マルティンス・インディのファウル(ユニフォームを引っ張る)を誘発。これが即レッドカードとなったことで、フェイエノールトを数的優位に導いたという意味でも、上田はこの一戦で大きな仕事を果たしたと言える。
クラブの公式サイトで「フェイエノールトの主役は上田であり、彼は2ゴールを挙げ、開幕から3試合で計4得点を記録した」と称賛された背番号9に対しては、メディアも高評価だ。前出の『FOTMOB』は10点満点の採点で「9.0」の最高点を与えて「最優秀選手」に選出している。
日刊紙『De Telegraaf』は「上田がゴールを量産」と伝え、「フェイエノールトで最も際立った存在」と評し、サッカー専門メディア『Voetbal Primeur』は「ベストイレブン」のひとりにこのストライカーの名を挙げ、「日本人FWはフェイエノールトでますます調子を上げている」と寸評し、以下のように続けた。
「彼はストライカーらしい2ゴールを決め、ダービーマッチでの4-0の勝利に大きく貢献した。フェイエノールトは移籍市場の最終盤で新たなストライカーの補強を望んでいるが、上田の活躍によって、『果たして本当にそれが必要なのか?』という疑問が浮かび上がっている」
なお、同メディアはフェイエノールトの最終ラインを支え、クリーンシート達成に大きく貢献した渡辺剛もこの「11傑」に選定。「スパルタはトビアス・ラウリッツェンをターゲットに、空中戦でフェイエノールトを脅かそうとしたが、それは一度として成功しなかった。渡辺の存在があったからだ。アネル・アフメドホジッチとコンビを組んだ日本人DFは、ラウリッツェンを完全に封じ込めた。ロッテルダムでは、もはやダービド・ハンツコ(今夏にアトレティコ・マドリーに移籍)の話題は出ない」とし、渡辺の活躍にもスポットを当てている。
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