11月14日、サッカー日本代表が同じく北中米ワールドカップ出場を決めているガーナ代表と国際親善試合を行ない、2対0で勝利した。
3-2と逆転勝利を収めたブラジル代表戦から、日本はスタメン2人を変更。負傷の鈴木彩艶に代わって早川友基がゴールマウスを守り、中盤では別メニュー調整が続いていた鎌田大地の位置に田中碧を起用した。
3バックは渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介、右WBに堂安律、中盤センターは佐野海舟と田中が務め、左WBは中村敬斗。2シャドーは右に久保建英、左にキャプテンマークを巻いた南野拓実、1トップには上田綺世が入った。
最初のシュートは日本だった。6分、中盤でカットした佐野が久保につなぐと、ペナルティーエリアに走り込んだ南野へボールがわたってダイレクトシュート。うまくミートせずに、相手GKに防がれた。
ボールを持つ日本、カウンターを狙うガーナの構図になるなか、16分に日本がネットを揺らした。中盤の混戦から佐野がボールを奪って抜け出すと、上田が相手DFを引き連れてできたスペースに飛び込んだ南野へラストパス。ペナルティーエリア内でフリーになった南野が右隅に流し込んだ。
26分にはFWトーマス・アサンテ(コベントリー)にボレーシュートを打たれたが、ゴールの枠を外れていった。28分には、日本が左サイドでボールをつないで前進。中村のグラウンダーのクロスに堂安が合わせたが、相手DFにクリアされた。
後半に入っても日本ペースは変わらなかった。中盤で効果的な守備を見せていた佐野が59分にミドルシュート。相手GKは弾くのが精いっぱいだった。久保が蹴った直後のCKを渡辺が頭で合わせたが、GKにキャッチされた。
60分には堂安がリードを広げる2点目を決めきった。前線でボールをキープした久保からパスを受けると、ペナルティーエリア内で相手DFをかわして左足を一閃。狭いニアサイドをぶち抜いた。
64分にペナルティーエリアのわずか外からシュートを打たれたが、早川が落ち着いてセーブ。68分には堂安と田中を下げて、菅原由勢と藤田譲瑠チマを投入した。
直後の69分、左サイドを駆け上がった中村が切り返してファーサイドを狙ったが、枠を捉えられず。72分には佐野のスルーパスを受けた上田が右足でシュートを放ったがバーの上を越え、73分の藤田のミドルも枠を捉えらなかった。
ガーナは、サイドチェンジやロングボールで活路を見いだそうとするも、その先が続かない。ペースを握り続ける日本は76分に、上田、久保、南野を下げて、北野颯太、後藤啓介、安藤智哉を投入。1トップに後藤、シャドーの右に北野が入り、左のシャドーに中村が、左WBに鈴木がそれぞれ上がり、左CBに安藤が入った。後藤と北野はA代表デビューとなった。
さらに82分にはシャドーの中村を下げ、同じポジションに佐藤龍之介を起用。メンバーを変えてもなお日本ペースは最後まで続き、危なげなく2-0で勝利した。
一方のガーナは、ほとんど見せ場を作れないまま敗れた。DFタリク・ランプテイ(フィオレンティーナ)、MFモハメド・クドゥス(トッテナム)、FWイニャキ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)、FWアーネスト・ヌアマー(リヨン)らが負傷で戦線を離脱している。
さらには、DFアレクサンダー・ジク(スパルタク・モスクワ)、MFトーマス・パーテイ(ビジャレアル)、FWでキャプテンのジョーダン・アユー、イサハク・アブドゥル・ファタウ(いずれもレスター)らが休養で招集外。W杯アフリカ予選に出場した主力の不在が響いた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】南野が先制ゴールを決め、堂安が左足で2点目!
3-2と逆転勝利を収めたブラジル代表戦から、日本はスタメン2人を変更。負傷の鈴木彩艶に代わって早川友基がゴールマウスを守り、中盤では別メニュー調整が続いていた鎌田大地の位置に田中碧を起用した。
3バックは渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介、右WBに堂安律、中盤センターは佐野海舟と田中が務め、左WBは中村敬斗。2シャドーは右に久保建英、左にキャプテンマークを巻いた南野拓実、1トップには上田綺世が入った。
最初のシュートは日本だった。6分、中盤でカットした佐野が久保につなぐと、ペナルティーエリアに走り込んだ南野へボールがわたってダイレクトシュート。うまくミートせずに、相手GKに防がれた。
ボールを持つ日本、カウンターを狙うガーナの構図になるなか、16分に日本がネットを揺らした。中盤の混戦から佐野がボールを奪って抜け出すと、上田が相手DFを引き連れてできたスペースに飛び込んだ南野へラストパス。ペナルティーエリア内でフリーになった南野が右隅に流し込んだ。
26分にはFWトーマス・アサンテ(コベントリー)にボレーシュートを打たれたが、ゴールの枠を外れていった。28分には、日本が左サイドでボールをつないで前進。中村のグラウンダーのクロスに堂安が合わせたが、相手DFにクリアされた。
後半に入っても日本ペースは変わらなかった。中盤で効果的な守備を見せていた佐野が59分にミドルシュート。相手GKは弾くのが精いっぱいだった。久保が蹴った直後のCKを渡辺が頭で合わせたが、GKにキャッチされた。
60分には堂安がリードを広げる2点目を決めきった。前線でボールをキープした久保からパスを受けると、ペナルティーエリア内で相手DFをかわして左足を一閃。狭いニアサイドをぶち抜いた。
64分にペナルティーエリアのわずか外からシュートを打たれたが、早川が落ち着いてセーブ。68分には堂安と田中を下げて、菅原由勢と藤田譲瑠チマを投入した。
直後の69分、左サイドを駆け上がった中村が切り返してファーサイドを狙ったが、枠を捉えられず。72分には佐野のスルーパスを受けた上田が右足でシュートを放ったがバーの上を越え、73分の藤田のミドルも枠を捉えらなかった。
ガーナは、サイドチェンジやロングボールで活路を見いだそうとするも、その先が続かない。ペースを握り続ける日本は76分に、上田、久保、南野を下げて、北野颯太、後藤啓介、安藤智哉を投入。1トップに後藤、シャドーの右に北野が入り、左のシャドーに中村が、左WBに鈴木がそれぞれ上がり、左CBに安藤が入った。後藤と北野はA代表デビューとなった。
さらに82分にはシャドーの中村を下げ、同じポジションに佐藤龍之介を起用。メンバーを変えてもなお日本ペースは最後まで続き、危なげなく2-0で勝利した。
一方のガーナは、ほとんど見せ場を作れないまま敗れた。DFタリク・ランプテイ(フィオレンティーナ)、MFモハメド・クドゥス(トッテナム)、FWイニャキ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)、FWアーネスト・ヌアマー(リヨン)らが負傷で戦線を離脱している。
さらには、DFアレクサンダー・ジク(スパルタク・モスクワ)、MFトーマス・パーテイ(ビジャレアル)、FWでキャプテンのジョーダン・アユー、イサハク・アブドゥル・ファタウ(いずれもレスター)らが休養で招集外。W杯アフリカ予選に出場した主力の不在が響いた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】南野が先制ゴールを決め、堂安が左足で2点目!
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