海外サッカー

【WSD編集部セレクト】次代のワールドクラス入りが期待される若手サイドバック5選

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.02.27

左からアシュラフ・ハキミ、ユセフ・アタル、テオ・エルナンデス、レナン・ロディ、アルフォンソ・デイビス。(C) Getty Images

 先日、掲載した世界のサイドバックTOP10に続いて、ここではワールドサッカーダイジェスト編集部が選定した近い将来、ワールドクラスのサイドバックに成長しそうな5名の23歳以下の若き精鋭を紹介する。
※Ratingは『WhoScored.com』のもので10点満点。情報はすべて2020年2月28日現在。

    ◆    ◆    ◆

アシュラフ・ハキミ(21歳)
(ドルトムント/モロッコ代表)
19-20国内リーグ成績:23試合出場/2得点・10アシスト
【Rating】7.37
 レアル・マドリーが保有権を持つ21歳は、今シーズンのCLで4ゴールを奪うなど、爆発的なスピードを駆使した攻撃力が魅力。左右のサイドバックだけでなく、ウイングとしてもプレーできる。

ユセフ・アタル(23歳)
(ニース/アルジェリア代表)
19-20国内リーグ成績:13試合出場/1得点・2アシスト
【Rating】7.15
 昨シーズンまでは無名だった右SBが、抜群の突破力と得点力を発揮してニースで躍動。アフリカ王者のアルジェリア代表でも定位置を掴んだ。今シーズンはウイング起用されるなどプレーの幅を広げている。しかし、昨年末に膝の半血板損傷で手術を受け、復帰は3月中旬になる予定だ。
 
テオ・エルナンデス(22歳)
(ミラン/フランス国籍)
19-20国内リーグ成績:21試合出場/5得点・2アシスト
【Rating】7.21
 19年夏にR・マドリーから約25億円でミランに加入した左SBは、セリエA22節を終えた時点で、SBながらチーム2位の5ゴールを挙げるなど大ブレイク中だ。守備面は課題が山積みだが、爆発的なスピードを活かして持ち上がり、左足で強烈な一撃を叩き込む。

レナン・ロディ(21歳)
(アトレティコ・マドリー/ブラジル代表)
19-20国内リーグ成績:22試合出場/1得点・2アシスト
【Rating】6.76
 昨年10月にブラジル代表デビューを飾った期待の若手左SB。クラブでは新加入ながらスタメンを確保しており、高い技術と縦への突破力に加え、ピッチ中央に入っていき、スルーパスを通すなどチャンスメークもこなす。

アルフォンソ・デイビス(19歳)
(バイエルン/カナダ代表)
19-20国内リーグ成績:19試合出場/1得点・4アシスト
【Rating】7.52
 今シーズン、フリック監督にコンバートされた左SBで日進月歩の成長を見せてメガクラブでスタメンを確保したティーンエイジャー。一度抜かれた相手にすぐに追いつける加速力とスプリント力は圧巻だ。今、もっとも勢いに乗る若手SBと言っても過言ではないだろう。

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年2月6日号より転載・加筆
 

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