イタリア代表が3大会連続でワールドカップ出場を逃した。現地3月31日に行なわれた欧州予選プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナにPK戦で敗戦。2014年のブラジル大会以来となる本大会出場は、またしてもかなわなかった。
先制したのはイタリアだった。15分、相手GKのクリアミスを拾ったニコロ・バレッラがスペースに走りこむモイゼ・ケーンにラストパス。これをケーンがダイレクトで蹴りこんで、幸先よく先制点を奪った。
しかし、ホームの大声援を受けるボスニア・ヘルツェゴビナの猛攻を受けたイタリアは、41分にDFアレッサンドロ・バストーニが裏に抜け出した相手選手を倒して一発退場。前半のうちに数的不利の状況となった。
それでもイタリアは防戦一方ながら時折カウンターで反撃。2点目を挙げられなかったが10人の戦いにも慣れ、このまま試合を終わらせるかと思われた79分、ボスニア・ヘルツェゴビナに同点弾を許した。
右サイドからSBアマル・デディッチが挙げたクロスをファーでエディン・ジェコが折り返すと、途中出場していたハリス・タバコビッチが押し込んで1-1。ホームチームが終盤に追いついた。
延長でも決着がつかなかった一戦はPK戦へと突入。イタリアはひとり目のフランチェスコ・ピオ・エスポージトがバーの上に外し、3人目のブライアン・クリスタンテもバーに当てて失敗。ボスニア・ヘルツェゴビナの4人に決められたイタリアが敗北を喫した。
伊紙『Gazzetta dello Sport』は、「またしても歴史的な惨事。3大会連続でW杯出場を逃した」と報道。「最悪の悪夢だ。W杯を目前にしながら、その目標がPK戦で奪われた。41分のバストーニの退場、そしてアッズーリ(イタリア代表の愛称)自身のミス、おそらく物議を醸すであろう主審の疑惑の判定が原因だ」と愕然とした。
「ケーンの決めた1点だけでは足りなかった。10人になった後、イタリアは延長戦を含めてボスニア・ヘルツェゴビナに押し込まれた。今夏の本大会は、3大会連続でテレビ観戦となる。最後に出場した14年大会以降、本大会に出場できていない状況を鑑みれば、イタリアサッカー界の“終わりの始まり”が続いていると言えよう」
イタリアは18年ロシア大会の予選プレーオフでスウェーデン(敵地での第1戦を0-1で落とし、ホームでの第2戦は0-0)に敗退。22年カタール大会も予選プレーオフに回ってしまい、北マケドニアに0-1で敗れて本大会出場を逃した。そして迎えた今予選も突破することができず、3大会連続でW杯出場を成し遂げられなかった。
同紙が「かのスウェーデン戦、北マケドニア戦に匹敵する損失」と表現したボスニア・ヘルツェゴビナ戦のスタッツは、ポゼッション率が40%対60%、シュート総数9対30、枠内シュート数3対11、GKセーブ数11対2。ひとり少なくなったイタリアの最後尾でシュートを防ぎ続けた守護神ジャンルイジ・ドンナルンマについては、「120分間にわたって好守を見せたが、その奮闘むなしくPK戦で敗退」と記載した。
「ワールドカップに別れを告げ、今後は批判の嵐が始まる」。同紙はこのように綴って記事を締めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】イタリア対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦のハイライト映像
先制したのはイタリアだった。15分、相手GKのクリアミスを拾ったニコロ・バレッラがスペースに走りこむモイゼ・ケーンにラストパス。これをケーンがダイレクトで蹴りこんで、幸先よく先制点を奪った。
しかし、ホームの大声援を受けるボスニア・ヘルツェゴビナの猛攻を受けたイタリアは、41分にDFアレッサンドロ・バストーニが裏に抜け出した相手選手を倒して一発退場。前半のうちに数的不利の状況となった。
それでもイタリアは防戦一方ながら時折カウンターで反撃。2点目を挙げられなかったが10人の戦いにも慣れ、このまま試合を終わらせるかと思われた79分、ボスニア・ヘルツェゴビナに同点弾を許した。
右サイドからSBアマル・デディッチが挙げたクロスをファーでエディン・ジェコが折り返すと、途中出場していたハリス・タバコビッチが押し込んで1-1。ホームチームが終盤に追いついた。
延長でも決着がつかなかった一戦はPK戦へと突入。イタリアはひとり目のフランチェスコ・ピオ・エスポージトがバーの上に外し、3人目のブライアン・クリスタンテもバーに当てて失敗。ボスニア・ヘルツェゴビナの4人に決められたイタリアが敗北を喫した。
伊紙『Gazzetta dello Sport』は、「またしても歴史的な惨事。3大会連続でW杯出場を逃した」と報道。「最悪の悪夢だ。W杯を目前にしながら、その目標がPK戦で奪われた。41分のバストーニの退場、そしてアッズーリ(イタリア代表の愛称)自身のミス、おそらく物議を醸すであろう主審の疑惑の判定が原因だ」と愕然とした。
「ケーンの決めた1点だけでは足りなかった。10人になった後、イタリアは延長戦を含めてボスニア・ヘルツェゴビナに押し込まれた。今夏の本大会は、3大会連続でテレビ観戦となる。最後に出場した14年大会以降、本大会に出場できていない状況を鑑みれば、イタリアサッカー界の“終わりの始まり”が続いていると言えよう」
イタリアは18年ロシア大会の予選プレーオフでスウェーデン(敵地での第1戦を0-1で落とし、ホームでの第2戦は0-0)に敗退。22年カタール大会も予選プレーオフに回ってしまい、北マケドニアに0-1で敗れて本大会出場を逃した。そして迎えた今予選も突破することができず、3大会連続でW杯出場を成し遂げられなかった。
同紙が「かのスウェーデン戦、北マケドニア戦に匹敵する損失」と表現したボスニア・ヘルツェゴビナ戦のスタッツは、ポゼッション率が40%対60%、シュート総数9対30、枠内シュート数3対11、GKセーブ数11対2。ひとり少なくなったイタリアの最後尾でシュートを防ぎ続けた守護神ジャンルイジ・ドンナルンマについては、「120分間にわたって好守を見せたが、その奮闘むなしくPK戦で敗退」と記載した。
「ワールドカップに別れを告げ、今後は批判の嵐が始まる」。同紙はこのように綴って記事を締めた。
構成●THE DIGEST編集部
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