専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「歴史的ダブルの可能性が視野に」アトレティコ撃破で“失敗への恐怖”を振り払ったアーセナルを現地メディア称賛「最高の1か月をもたらすかも」

THE DIGEST編集部

2026.05.07

CL準決勝の2試合で得点した初のアーセナル選手となったサカ。(C)Getty Images

CL準決勝の2試合で得点した初のアーセナル選手となったサカ。(C)Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝・第2戦で、アーセナルがアトレティコ・マドリーを1-0で下し、2戦合計スコア2-1で2005-06シーズン以来となる決勝進出を果たし、悲願の欧州初制覇に王手をかけている。

 試合後、ミケル・アルテタ監督は、「信じられない夜だ。我々はともに歴史を作った。このクラブに関わる全員のために、これ以上ないほど幸せだ」「我々は、野望と欲求を完全に共有している。時には運も必要だが、ここまで膨大な努力と情熱、信念を注いできた。今日はその報酬を受け取った」と語り、長いプロジェクトの成果であると強調した。

 一方、前半終了間際にレオナルド・トロサールのシュートをGKヤン・オブラクが弾き、そのこぼれに素早く反応して決勝ゴールを挙げたブカヨ・サカは、「本当に美しい瞬間だ。これが僕たちにとって、そしてファンにとってどれほど大きな意味を持つか分かるだろう。みんな本当に幸せだ」「大きなプレッシャーのかかる試合だったが、上手くコントロールして決勝へ進めた」と語り、「(決勝が開催される)ブダペストでハッピーエンドになることを願っている」と、欧州制覇への期待をにじませた。
 
 もっとも、この試合内容に対しては、厳しい意見も寄せられている。スペインのスポーツ紙『as』は、元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルの「35分経った時点で、UEFAに電話して試合を中止し、『バイエルン対パリ・サンジェルマンを決勝にしろ』と言いたかった。正直、この試合は恐ろしく退屈だった」との厳しいコメントを紹介した。

 さらにスナイデルは、「アーセナル対アトレティコの一戦は、CL準決勝のようには感じられなかった。強度も創造性も、最後の局面での本物のクオリティーも欠けていた。今夜見た内容を基準にすれば、パリSGかバイエルンのどちらが決勝に上がってきても、簡単に勝つだろう」と酷評。加えて、「アーセナルは審判に感謝すべきだ。ジュリアーノ・シメオネへのファウルは明白だったし、アントワーヌ・グリーズマンへのPKもあった」と、判定面にも不満を示している。

 それでも、米スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、この夜のアーセナルには歴史的価値があったと強調。「アーセナルにとって歴史的な夜」と題した記事では、「数千人のサポーターがチームバスを迎え、新たなティフォが掲げられ、スタジアムの騒音は耳をつんざくほどだった。試合終了の笛は、まさに祝祭の始まりだった」と現地の熱狂を描写。また、「アルテタ監督は、懐疑論者たちをすでに黙らせたのかもしれない」と指摘し、契約延長論争すらも吹き飛ばすほどの一戦だったと評した。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    5月9日(土)発売

    定価:980円 (税込)
  • world_soccer_digest

    5月7日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    4月21日(火)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    4月24日(金)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    4月10日(金)発売

    定価:1200円 (税込)