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「組織的にも戦術的にも完成度が高い」各国メディアの北中米W杯F組展望で高評価は森保ジャパン! その裏で、オランダメディアが指摘した「日本の弱点」

THE DIGEST編集部

2026.06.08

日本は北中米W杯でベスト16の壁を突破できるか。(C)Getty Images

 北中米ワールドカップ(W杯)のグループFは、日本、オランダ、チュニジア、スウェーデンという実力国が顔を揃えた"激戦区"として注目を集めている。W杯準優勝3度のオランダが本命視される一方で、日本やスウェーデンにも十分に上位進出の可能性があると見られており、各国メディアも「どのチームにも突破のチャンスがある」と分析している。

 オランダのスポーツ専門サイト『FC.UPDATE』は、ロナルド・クーマン監督率いる自国代表について、「グループ首位候補ではあるが、決して楽な組み合わせではない」と説明。オランダが直前の親善試合でアルジェリアに0-1で敗れたことに触れ、「日本やスウェーデンがアルジェリアより弱いと言い切れるだろうか?」と疑問を投げかけた。

 その中で最も警戒すべき相手として挙げられたのが、"サムライブルー"だ。「日本は年々強くなっており、近年は多くの強豪国を驚かせてきた」と評価。森保一監督のもとで「組織的にも戦術的にも完成度の高いチームへ成長した」と分析し、「突出したスター選手がいるわけではないが、チーム全体が自らの役割を完璧に理解している」と称賛する。

 一方で、日本の弱点として「空中戦の弱さ」を指摘している。「フィルジル・ファン・ダイクやコディ・ガクポら高さを誇る選手を擁するオランダは、その部分を突いてくる可能性がある」と予想。それでも同メディアは、「グループFの首位争いは、オランダと日本によって繰り広げられるだろう」と結論づけている。
 
 同じ欧州のスウェーデンについては、「グループ屈指の攻撃陣を持つ」と評価しており、「アレクサンデル・イサクとヴィクトル・ヨケレスという欧州屈指のストライカーを擁し、カウンターを主体とするグレアム・ポッター監督の戦術は危険だ」と分析したが、直前のノルウェー戦に1-3で敗れたため「守備陣への批判が高まっている」と紹介。またチュニジアに関しては、「グループ最下位候補」としながらも、「堅守速攻を徹底する難しい相手」であり、「軽視は禁物」だとしている。

 一方、英国の汎アラブ紙『Asharq Al-Awsat』は、グループFを「鉄のグループ(死の組)」と表現。オランダを優勝候補の一角と認めながらも、「現在のチームには、かつてのような圧倒的スター性や総合力はない」と指摘。そのうえで、鍵を握る選手としてフレンキー・デ・ヨングを挙げ、「彼がいる時といない時では、オランダは別チームになる」と分析し、バルセロナで負傷に悩まされた司令塔のコンディションが、オランダの運命を左右すると見ている。

 しかし、同メディアが特に高く評価しているのは日本だ。予選16試合でわずか1敗、失点3という圧倒的な成績を残した点を紹介し、過去8か月で格上のブラジルとイングランドを立て続けに撃破したことにも言及。「現在の日本は、世界のどの相手に対しても勝利を信じられるチームになった」と評している。
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