J1リーグは8月31日、各地で25節の5試合が開催された。
ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜F・マリノス対ガンバ大阪が行なわれ、3対1でホームの横浜が勝利を収めた。3位の座をキープした横浜は、勝点を45として明日試合を行なう2位の鹿島と勝点で並んだ。横浜は39分にティーラトンが鮮やかなミドル弾を突き刺し先制。後半もマルコス・ジュニオールが追加点を挙げると、67分にG大阪の小野瀬康介に1点を返されるものの、78分にU-22日本代表の北中米遠征メンバーに選出された遠藤渓太がダメ押し点を奪い勝負を決めた。
最下位のジュビロ磐田は、ホームのヤマハスタジアムに5位・広島を迎えての一戦。磐田は立ち上がりから攻勢を仕掛けるものの得点が遠く、この試合でもノーゴールに終わった。一方の広島は、移籍後初先発のレアンドロ・ペレイラが後半開始早々に狙い澄ましたシュートを決め先制。69分にも柏好文が追加点を挙げた広島が、2対0で快勝した。広島は勝点を43に伸ばし、暫定ながら同41の川崎をかわして4位に浮上。一方の磐田は2連敗で勝点18のまま。
熾烈なシーソーゲームを演じたのは、前節6得点のゴールラッシュを見せたヴィッセル神戸と前線に強力なタレントを揃える北海道コンサドーレ札幌。前半終盤に互いに1点ずつを取り合うと、後半も札幌がジェイのゴールで勝ち越せば、神戸もすぐさま田中のこの日2点目のゴールで追いつく。明暗を分けたのは67分、札幌がCKから宮澤裕樹のヘディングシュートで神戸を突き放す。これが決勝点となり、札幌が敵地で勝点3を奪った。一方の神戸は3連勝はならず、5試合ぶりの黒星となった。 前節、元スペイン代表のフェルナンド・トーレスが引退した16位のサガン鳥栖は、ホームで15位のベガルタ仙台と対戦。前半に先制点を許す苦しい展開となったが、状況を一変させたのは元日本代表の金崎夢生だった。77分に自らが仕掛けて得たPKを決め同点とすると、83分には金井貢史からのループパスを頭で押し込み、逆転弾。金崎の2発で試合をひっくり返した鳥栖が見事な逆転劇で仙台を下している。鳥栖は勝点を27に伸ばし、残留争いのライバルである仙台に勝点1差と迫った。
降格圏17位の松本山雅FCは、同じ昇格組の8位・大分トリニータとの対戦。試合は、ともに決め手を欠き0-0のスコアレスドローに終わり、互いに勝点1ずつを手にした。松本は勝点を24とし、勝利を収めた鳥栖との勝点差は3に開いた。一方の大分は勝点36で8位をキープした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜F・マリノス対ガンバ大阪が行なわれ、3対1でホームの横浜が勝利を収めた。3位の座をキープした横浜は、勝点を45として明日試合を行なう2位の鹿島と勝点で並んだ。横浜は39分にティーラトンが鮮やかなミドル弾を突き刺し先制。後半もマルコス・ジュニオールが追加点を挙げると、67分にG大阪の小野瀬康介に1点を返されるものの、78分にU-22日本代表の北中米遠征メンバーに選出された遠藤渓太がダメ押し点を奪い勝負を決めた。
最下位のジュビロ磐田は、ホームのヤマハスタジアムに5位・広島を迎えての一戦。磐田は立ち上がりから攻勢を仕掛けるものの得点が遠く、この試合でもノーゴールに終わった。一方の広島は、移籍後初先発のレアンドロ・ペレイラが後半開始早々に狙い澄ましたシュートを決め先制。69分にも柏好文が追加点を挙げた広島が、2対0で快勝した。広島は勝点を43に伸ばし、暫定ながら同41の川崎をかわして4位に浮上。一方の磐田は2連敗で勝点18のまま。
熾烈なシーソーゲームを演じたのは、前節6得点のゴールラッシュを見せたヴィッセル神戸と前線に強力なタレントを揃える北海道コンサドーレ札幌。前半終盤に互いに1点ずつを取り合うと、後半も札幌がジェイのゴールで勝ち越せば、神戸もすぐさま田中のこの日2点目のゴールで追いつく。明暗を分けたのは67分、札幌がCKから宮澤裕樹のヘディングシュートで神戸を突き放す。これが決勝点となり、札幌が敵地で勝点3を奪った。一方の神戸は3連勝はならず、5試合ぶりの黒星となった。 前節、元スペイン代表のフェルナンド・トーレスが引退した16位のサガン鳥栖は、ホームで15位のベガルタ仙台と対戦。前半に先制点を許す苦しい展開となったが、状況を一変させたのは元日本代表の金崎夢生だった。77分に自らが仕掛けて得たPKを決め同点とすると、83分には金井貢史からのループパスを頭で押し込み、逆転弾。金崎の2発で試合をひっくり返した鳥栖が見事な逆転劇で仙台を下している。鳥栖は勝点を27に伸ばし、残留争いのライバルである仙台に勝点1差と迫った。
降格圏17位の松本山雅FCは、同じ昇格組の8位・大分トリニータとの対戦。試合は、ともに決め手を欠き0-0のスコアレスドローに終わり、互いに勝点1ずつを手にした。松本は勝点を24とし、勝利を収めた鳥栖との勝点差は3に開いた。一方の大分は勝点36で8位をキープした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部