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海外サッカー

マルディーニ、ロベルト・カルロス、ラーム ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~サイドバック編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.06.14

90年代は攻守にバランスの取れたマルディーニ(左)やブレーメ(右)が活躍した。(C)Getty Images

90年代は攻守にバランスの取れたマルディーニ(左)やブレーメ(右)が活躍した。(C)Getty Images

 90年代はマルディーニやリザラズなど攻守にバランスの取れたタレントが第一人者に君臨。その後はウイング顔負けの攻撃的SBが台頭し、R・カルロス、マイコン、D・アウベス、マルセロなどブラジル産ラテラウの存在が際立った。

■1990年代

◆カフー(元ブラジル代表)
 豊富な運動量と機を見た攻撃参加に定評があった右ラテラウ。00年にはローマの18年ぶりのスクデットに貢献した。セレソンでは94年から3大会連続でW杯決勝に出場し、同国歴代最多の142キャップ。

◆パオロ・マルディーニ(元イタリア代表)
 DFでは超異例の16歳でプロデビューし、キャリア初期は主にレフトバックとして鳴らす。右利きながら左足キックも正確で、パーフェクトな攻守万能ゆえ、「サッカー史上最高のSB」という呼び声も。
 
◆アンドレアス・ブレーメ(元ドイツ代表)
 ドイツ史上屈指のセットプレーの名手で、90年W杯ではMVP級の活躍を披露。準決勝で先制の直接FKを叩き込めば、アルゼンチンとの決勝では、この試合唯一のゴールとなるPKを冷静に流し込んだ。

◆ジョルジーニョ(元ブラジル代表)
 準決勝でロマーリオの決勝点をアシストするなど、94年W杯では優勝の原動力に。ブンデスリーガ在籍5年で計38アシストを記録するなど技術と戦術眼に恵まれ、鹿島ではボランチとしても一流の輝き。

◆ビセンテ・リザラズ(元フランス代表)
 98年W杯とEURO2000を制覇したフランス代表の中心メンバー。小柄ながら闘争心剥き出しのプレーで存在感を放った。バイエルン時代の01年にはCL制覇を経験。決勝ではPK戦のキッカーも務めた。
 

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