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海外サッカー

「プレーが蜃気楼」「ミラノダービーは5失点」 退場者を出した昇格組に辛勝のミラン、ファンから不満の声が続々!

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019.09.16

難敵を相手に勝利したミランだったが、チームの不甲斐ない内容にはファンか悲観的な声が上がっている。(C) Getty Images

難敵を相手に勝利したミランだったが、チームの不甲斐ない内容にはファンか悲観的な声が上がっている。(C) Getty Images

 ミランは9月15日、セリエA第3節で昇格組のヴェローナに敵地で1-0と勝利した。PKながらエースのクシシュトフ・ピオンテクが待望の初得点をあげての2連勝だ。

 だが、サポーターは手放しで喜ぶことができないだろう。21分に退場者を出して10人となったヴェローナに苦しめられ、先制してからも同点のチャンスを許すなど、ミランは苦戦を強いられた。

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督に見切りをつけ、攻撃志向のマルコ・ジャンパオロ監督を招聘したものの、指揮官が望んでいた4-3-1-2のシステムは開幕戦の黒星で頓挫。新戦力もスタメンの座を勝ち取るに至らず、ミランは手探りの戦いを続けている。

 そんななか、次節に迎えるのは、3連勝で首位に立つ宿敵インテルとのミラノダービー。アントニオ・コンテ監督の下で順調なスタートを切ったインテルに対し、ミランが不利との見方は少なくない。
 それだけに、サポーターからも不満や不安の声が上がっている。ミラン専門サイト『ilmilanista.it』によると、SNSでミラニスタたちが次のようにつぶやいた。

「パーソナリティーがゼロ」
「2か月仕事してこのプレーは困惑」
「今日の内容じゃ次のダービーが…」
「11月にはガットゥーゾが戻ってくるな」
「ポジティブなのは不利な立場でダービーに臨むということだけ」
「こういうプレーで新戦力も使わないんじゃ、ダービーでは5失点だな」
「勝点6だけど、正直ふさわしいのは1ポイントかせいぜい2ポイント。プレーが蜃気楼」
「PK獲得を現地ファンが喜んだのは正しい。直接のライバル相手に残留争いで大きな勝点3だ」
「困惑の65分、そのうち45分は数的優位。それでも勝てばスーパーでグランデな、とんでもない、素晴らしいミランだとか言われるんだろうな」

 ミラノダービーという大一番で、サポーターの不安は的中するのか。それとも、王者ユベントスの対抗馬と言われるインテルを倒し、新生ジャンパオロ・ミランが勢いに乗るのか。注目のビッグマッチは、現地時間9月21日に行なわれる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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