昨シーズンに前人未到のチャンピオンズ・リーグ(CL)4連覇を逃し、「史上最悪」とまで言われたレアル・マドリーは、今もなお、その混迷を脱しきれずにいる。
3億ユーロ(約350億円)以上の莫大な資産を投じて、エデン・アザールやルカ・ヨビッチなどを加える大型補強を敢行したものの、前線の飽和状態が否めず……。さらにポール・ポグバの獲得に失敗した中盤の手薄感が如実に現れている。
実際、マドリーは、第4節を終えたラ・リーガで2勝2分けと、黒星こそないものの内容は低調。さらに現地時間9月18日に行なわれたCLの開幕戦では、ネイマール、キリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニの“最強3トップ”のいないパリ・サンジェルマンに0-3の完敗を喫している。
そのカリスマ性でチームを昇華させてきたジネディーヌ・ジダン監督の手腕にも疑いの目が向けられ、早くも解任論が浮上するなど、マドリーはネガティブな状態が続いている。
だが、不振に喘ぐ“エル・ブランコ(白の意。マドリーの愛称)”の復活を断言する男がいる。元スペイン代表MFのシャビだ。 かつてマドリーの宿敵バルセロナの絶対的なゲームメイカーとして君臨し、エル・クラシコでは、幾多のゴールを生み出してきたシャビは、スペイン全国紙『Marca』のインタビュー内で、「マドリーは不振にあると思うか?」と問われ、「いや、全く違う」と断言した。
「彼らは何度でも蘇っている。マドリーには千の命があるからね。昨シーズンに起きたことは幻影なんだ」
さらにシャビは、こうも言い放った。
「レアル・マドリーというクラブは、再び全てを勝ち取るために戦うよ。それは間違いないことだ」
かつての“好敵手”から発破をかけられたマドリーは、ここから立ち直りを見せるのか。ジダンの采配を含めて注目していきたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
3億ユーロ(約350億円)以上の莫大な資産を投じて、エデン・アザールやルカ・ヨビッチなどを加える大型補強を敢行したものの、前線の飽和状態が否めず……。さらにポール・ポグバの獲得に失敗した中盤の手薄感が如実に現れている。
実際、マドリーは、第4節を終えたラ・リーガで2勝2分けと、黒星こそないものの内容は低調。さらに現地時間9月18日に行なわれたCLの開幕戦では、ネイマール、キリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニの“最強3トップ”のいないパリ・サンジェルマンに0-3の完敗を喫している。
そのカリスマ性でチームを昇華させてきたジネディーヌ・ジダン監督の手腕にも疑いの目が向けられ、早くも解任論が浮上するなど、マドリーはネガティブな状態が続いている。
だが、不振に喘ぐ“エル・ブランコ(白の意。マドリーの愛称)”の復活を断言する男がいる。元スペイン代表MFのシャビだ。 かつてマドリーの宿敵バルセロナの絶対的なゲームメイカーとして君臨し、エル・クラシコでは、幾多のゴールを生み出してきたシャビは、スペイン全国紙『Marca』のインタビュー内で、「マドリーは不振にあると思うか?」と問われ、「いや、全く違う」と断言した。
「彼らは何度でも蘇っている。マドリーには千の命があるからね。昨シーズンに起きたことは幻影なんだ」
さらにシャビは、こうも言い放った。
「レアル・マドリーというクラブは、再び全てを勝ち取るために戦うよ。それは間違いないことだ」
かつての“好敵手”から発破をかけられたマドリーは、ここから立ち直りを見せるのか。ジダンの采配を含めて注目していきたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部